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{完結済み}{累計2.5万PVTHX!} 異世界に飛ばされ、そこでのんびり暮らすことにします。  作者: 猫こんた
4章 またーりしようよ

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86話 救難

私は牛乳を搾りに行った、牛乳瓶が底を尽きようとしてるからね。

「ギューッ……ギューッ」

横ではクイネルが見ていた。

「これって、牛?」

「そうだけど、どうかしたの?」

「初めて見たんだよ、こんな大人しそうなのが、牛なんだね」

「そっちの牛ってどういう奴なんだよ」

「ミノタウロスだね」

そして私の目の前に白い矢が突き刺さった。

「……危ないわね、クイネルがやったの?」

「いいや、弓無しで放てないよ」

矢には手紙が括り付けられていた。

「果たし状じゃないよね」

私はその手紙を見た、それには、リチャードという多分あの舐められてばっかりの人からだった。

「どれどれ?今は病院にいる、話はあとでしよう、今は話せない……どういう事なんだ?」

「その人って、知り合いなの?」

「ちょっとだけ曲者、そして知り合い」

私は徒歩であの国に向かった。

「しかし、ここから遠いんだよなぁ」

歩いていると異様に歌いたくなってきた。

「何を歌おうかな……」

「童謡はどう?」

「いいや、やめた、体力がちょっと持たないかもしれないからね」

「やーい、体力ざぁこ」

楽しく歩いたおかげで数時間であの国にたどり着いた。

「さて、どこにいるのかなぁ~」

私は明らかに病院の建物に入っていった。

「おっと、警備が厳重だね」

「どうかしましたか」

警備をしていた人は、あの時、私を逃がしてくれた女免疫0の人だった。

「これを受け取ったんだ、通してくれ」

「どれどれ……国王がこんなマメだとはな」

「そういえば、まだあの人についてるのね」

「ああ、国王は一応欲を捨てたからな、もういいんだ」

そして私はその人に会いに行った。

「どーも、どうしたんだ?」

目の前にいる人は明らかに元気が無かった。

「名前で呼べよ……」

「だって名前知らないからねー」

「リチャードだ、それで、この傷、見てくれるか」

リチャードさんは腹を見せてきた。

「それ、女二人に見せる事?」

「おっと、そうだったな、てっきり一人、男の娘、一人女かと思っていた」

どうやらその男の娘はクイネルの事だった。

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