79話 知らぬ狩人は印を辿る
家に着いた時、ルナがエマの着地地点にいた。
「ボォエバァァァ」
見事にルナの上にエマがズガシャァァと着地をした。
「あっ、ごめーん」
「なんで誰もかれも私の上に着陸をするのよ」
そして私は自室に連れ込まれ、ルナの魔法でとりあえず矢を抜いてもらった。
「にしてもこれ、痺れ薬と魔力がちょっとだけあるな、何だろう?」
「その魔力は誰のか、見たいんだ」
「この矢を渡せばいいのね、ほい」
エマさんは矢を受け取り、外に走り出した。
「災難だったね」
「だいじょうぶ?」
クレアちゃんが後ろからのぞいてきた。
「大丈夫だよ、ちょっと足がしびれるけどね」
「うーん、クレアちゃんはちょっとこっちに来なさーい」
「どうして?」
「私のプリンを食べたからね……」
そう言うイメールの顔にはちょっとだけ怒気をまとっていた。
「わほーい」
クレアちゃんは窓から飛び降りた、それに続いてイメールも飛び降りた。
「階段を使ってぇぇぇ!!!」
そうルナが言っていた。掃除大変なのね……
「何かあったら大声で呼んでね」
そう言ってルナはトボトボと部屋の外に出ていった。
「しかし、あの時、おしっこ全部でたなぁ」
あの時、失禁をしていた、私としたことが……
「でもエマさんはゴーレムをあの場所で見た事がないって言ってたな……」
その時、窓ガラスが割れる音がした。ガラスの破片が私を襲った。
「時よ止まれ!」
そうして時を止めた、私はベッドから落ち、何とか立ち上がった。
「何があったのってイテェェェ!!!」
窓ガラスの破片はルナを襲った。
「やべぇ!!!!」
私は時止めを連続発動させ、なんとか部屋の外に出た。




