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73話 穏やかな時間
その後、暇な時間が流れた。
「しかし、何もやることがないなぁ」
エマさんは暇すぎて死にそうになっていた。
「ア゛」
「大丈夫か?」
「大丈夫だけど……仕事が欲しい」
「ここに住む前、何をやってたの?」
「剣を作って街に卸しに行ったりしてたんだ」
「へぇ、剣を作ってたのね」
「でもここは剣を作る施設がないんだ、作ってもいいけど、いいのかなぁ」
「たぶんルナは了承してくれるぞ」
「じゃ、行ってくる」
エマさんはルナに剣を作る施設を建てていいかと聞きに行った、数分後、エマさんのやったーという声が響いた。
「やったよ!じゃ、作ろうか!!」
そして材料はエマさんが作ってくれた、というか持ってきてくれた。
「これは私の家で使ってた炉の予備だ、これでタングステンさえも溶かす炉を作るんだ」
「タングステンね……がんばってね」
「組み立てはイチカもやるんだよ」
強制的に手伝った、なんで手伝わないといけないんだ……?
「さてと、剣を作り始めるぞー」
そして鉄の原石を掘りに向かった。




