72話 後の余興
その時、森から人がぞろぞろと現れた。
「ここがなんか勝手にできた屋敷ね、っていうかあれ住民じゃない?」
「そうだろうけど、今はこれを見よう」
そして花火を見終わった後、見物人はぞろぞろと帰っていった。
「ねぇ、エレハルデさん、この技術、どこで習ったの?」
「転生者の人だよ、花火師だった人がいて、教えてもらったんだ、火薬の調合とか炎色反応っていうのも」
「へぇ、花火師ね……多種多様の人がここに来てるのかな?」
「知らん」
そして私は家に入っていった。
「しかし、綺麗な花火だったなぁ」
そして自室に入っていった。キメラ姉妹は花火を見たが、終わった瞬間、家に飛び込んでた。そして寝ていた。と言うことは寝ようと思ったが、花火を見たくて起きたな……このかわいい奴らめ。
「さて、私も寝ようか」
私は二人の睡眠の邪魔をせずに、ベッドに入った。
「おやすみ、二人とも」
そして私は眠りについた。まだ脳裏に花火が残っていた。
そして翌朝、マリーさんが家に凸してきた。
「ねぇ、爆発音したけど、何があったの!?」
「いやぁ……見てないんだ……」
「何をしてたのさぁ~」
そして私はエレハルデに頼んで花火を作ってもらった。
「これこれ、夜になったら綺麗だけど、朝だからね……」
私はマリーさんに花火を渡した。
「これの先に火を点けてみて?」
「わかった……爆発しないよね」
先っぽに火を点けた。その時、シューという音がした。
「へぇ、こんな感じの花火なのね」
「おおっ、綺麗だねぇ、でも熱いねぇ」
「そりゃ熱いよ、そこ持ったら」
マリーさんは火薬が詰まっているところを持っていた。
「先っちょを持ったら?」
「でも、これ、イチカのいた世界だと売られてるんでしょ?」
「そうだけど?」
「怖いねぇ……イチカの世界は」
そしてマリーさんは帰っていった。




