6話 内装は「無いそう」です
私達は外観は豪邸だけど内装の無い家に入った。木だけ使ったはずなんだけど、どうして金属類があるのかな?
「どうして金属がついてるの?」
「私は魔法使いだけどね、ちょっとだけ錬金術の心得があるんだー」
「錬金術か……ファンタジーだね」
「ふぁんたじー?」
(ファンタジーの意味わからないのかな……いや、この世界の事なのか)
「いいや、何でもない」
ルナはいそいそと荷物を持ち運んでいる。にしても錬金術に興味がわいちゃった。
「ねぇ、錬金術教えてくれない?」
「いいけど、大丈夫?魔力足りてる?」
「魔力無いと思いますが……」
「魔力が無いとなるとちょっと厳しいね。魔力を使うのがほとんどだけど、慣れれば魔力無しで錬金術できるぞ」
(そうなのね……)
するとルナがこんなことを言ってきた。
「魔力が無いんだったら魔力を貯めていったらいいんじゃないの?」
ルナは私の体に触れた、その時快感とともに何かが流れてくるような感じがした。
「おっほ、何かが流れてくる」
「これはね、私の体と対象者の体のブツを交換する魔法だ、魔法と言っていいのか知らないけれどね」
「それで、何を取り換えたの?」
「私がもらったのはあなたの心の氷、渡したのは快感と魔力だ」
「だから……何かが来たと思ったのね」
すると横から魔法使いが茶々を入れてきた。
「なら私も……お願いします」
「あなたは魔力は有り余ってるでしょ」
「ならその魔法は……」
ルナは本を持ってきた。
「これこれ、見てたら覚えてくるよ。ちなみにブツとブツは等価交換だ、自分が勝手に盗ることはできないんだ」
「そうなのね」
「面白い使い方としては私からは快感、あなたからは不快感と交換もできる、その場合面白いことが起きるからね」
そう言って荷物の運搬を続けた。
「この本を見ていたらわかるのね」
私は本を開いた、そこにはどうやって発動できるか、それに制約が書いてあった。
「腕を対象者に触れて、パイプをつなぐようにするっと」
そして魔法使いに快感を渡した、その代わりに食欲をもらった。
「おっほぉぉぉぉ」
「すごいね、これ」
どうやら魔法使いは気絶したようだ、使い方によっては凶器かも?
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