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{完結済み}{累計2.5万PVTHX!} 異世界に飛ばされ、そこでのんびり暮らすことにします。  作者: 猫こんた
4章 またーりしようよ

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64話 突然の来訪

あの後、野菜を錬金術で育てていたところに思わぬ来客が現れた。

「なんと……生きていたのか」

そこにはあの時、私の脊椎をへし折った男の人が立っていた。

「私はゾンビのように生き返る……って言うのはなんだけど、どうしてここに来たんだ?」

「……あの人食い魔族、いないよな」

ちょっと小さい声で言ってきた、そんな呼んでほしいんだったら呼ぶんだけどなぁ……」

「ルナー!ちょっと来てくれるかー?」

私は大声でルナの事を呼んだ、男の人はどこかに隠れようとしていた。

「どうしたー?」

「あの人がルナの事を呼んでたよ」

「あいつ……どうしてここに……」

「お助けぇー」

なんかへっぽこのように感じてきたんだけど、どうしてなんだろう。

「ちょっと追ってみる」

「やめたげて、ルナにおびえているから」

「どうして?イチカの怨敵じゃないか」

「私は生きてるからね」

「ちぇ」

そして奥から声がした。

「ギエェェェ」

その声は血気迫るマリーさんの声だった。

「どうかしたのかな」

わたしとルナは森の中に入っていった、そして見つけたのは、マリーさんが男の人を捕縛しているところだった。

「あれれ、どうしてこいつがここに居るんだぁ?」

「私を訪ねてきて……それで……」

「どういうことか分からないけどね、敵陣なんだよ、ここは」

「ぐぬぅ……あの王国は放棄する!だから、頭にケツを乗せるな」

「なんでよ、頭さえ拘束しておけば、動けないでしょうが」

「男としてのアイデンティティが崩壊するんだ……いいからどけ」

「なら、私からの質問に答えたら、解放してあげる」

「なんだ!?」

「どうしてホーリーナイトを奪ったのか」

「……それは……我が夢だったのだ……」

「夢でも、国を乗っ取ったら駄目でしょうが」

「言っても納得はしてくれないだろうが、我は下級階級だったのだ!あの国の政治体制がのろまだったのが悪いんだ!」

「へぇ、後でベアトリスに言いつけて置かないとね」

「誰なんだよ、それは……」

「前女王だよ」

「そうか、そのベアトリスが悪いんだな」

「まぁ、自堕落な場面もあったねぇ」

そしてマリーさんは男の頭から離れた。

「私からも質問がある、リーリッヒ神とはなんだ?」

私がこの世界に来た時、タリナと言う王国軍の人がこう言っていた。

「リーリッヒ神か……知らないな」

「それ、多分だけど極右の教団かもね、私が調査をするが、国を持ちたいんだったら、私が許可を出してあげるのに」

「なん……だ?」

「いいから独立をするんだ」

そして私とルナはその話について行けなくて、途中で帰った。

「あの話、ルナ、分かる?」

「いいや、全然、と言うか頭が理解をやめようとしていた」

その後、ホーリーナイトとマリーさんの国との戦争は終わり、地下に幽閉されていた転生者は解放され、各々、好きな道に歩んでいった。

「これで、いいんだよな」

幽閉施設の中に遺体がものすごくあった、中には白骨化したものもあった、その中にあの時、警告してくれた男の人がいた。

「……結局、死んじゃったのね」

その後、あの場所で働いていた看守は裁判にかけられることになっている。そして男の人の時に大臣になっていた人たちはこの国を追放され、独自の村を作っているという噂が立っていると聞いたが、嘘だろうと流していた。

「さて、何を始めようかな」

私はルナと話をしていた。

「旅館はどう?冒険者が増えそうな兆候だってあるんだから」

「旅館ね、ニゲラに頼んで建築してもらおうかな」

「いいねそれ、マナポーションをがぶ飲みさせて働かせるのだー」

「ちょっと!?マナポーションはまずいんだよ!」

「ニゲラ……聞いていたのか」

「聞いてましたけど、旅館計画はありだなって」

そして私たちは一時の休息を得て、旅館の準備をしていった。

最後まで見てくれてありがとうございます。

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