61話 攻撃が通じない相手
私たちは夕方まで遊んでいたが、門の方で何か断末魔が聞こえてきていた。
「あら、どうしたのかしら」
するとマリーさんがペンダントから声が聞こえてきた。
「マリーさん、入り口にホーリーナイトの王が来ていますが、どうしましょうか」
「なんだと……王が直々に攻めてきたのか!?」
「どうやらそのようです……」
「仕方ない、城の中に入るぞ!」
私たちは城の中に案内された。
「ここは一旦安全だ、ただし直に安全じゃなくなるかもな」
「何が、安全だって?」
マリーさんの後ろに男の人がいた、いつの間に……
「よっと、どういう風の吹き回しだ?」
マリーさんは飛んで間合いを取った。
「そこの転移者を見に来たんだよ、ケーラを引き抜いたというね……許されないよな……」
私は何かあると思い、時止めを使った、そして私はその男に向かって拳を振るった、そして当たる数十センチでなんとその男は瞬間移動をした、だが私の体はすでに地面に叩きつけられていた。
(何があったんだ……)
時間を止めて決定打を打ったはず……!?
「おらぁ!」
マリーさんは鎌で男を真っ二つにしようとしていたが、次の瞬間、マリーさんが地面に伏せていた。
「へぇ、あなた、スーパーマンか何かなのか?」
「俺は転移者を見に来ただけだ、実力を知らねばな」
そして私に向かって拳を振ってきた、だが私から見えた拳は、数十あった。阿修羅かよ……
「ゴハアァァ!?!?」
私はガードをしたが、男の力は相当強いもので私は壁にうちつけられた。
「なるほどな、まだまだかな、では、帰るとするか」
「ちょっと待たんかい……」
私はそいつに向かって啖呵を切った、男は音を置き去りにし、こっちを殴ってきた、何かがつかめそうな気がする……
(もっと引き付けろ……もっとだ……)
私は男の拳が当たる手前で時を止めた。
(これで男の背後に回る!)
私は男の後ろに入った、そして拳を叩きこもうとしたが、その読みが当たっていたのか、男はさらに後ろにいた。
「何を見ていたのだ……?」
そして私の背骨が砕かれる感触が体中に響いた、
「ガッ……」
(まずい……脊髄を折られる……)
そして私は脊髄を破壊され、絶命した。
「大丈夫か?」
呼びかける声には聞き覚えがあった。
「ヒールじゃ、元に戻らないな、っと、誰かが来たようだ」
「戻ってこいイチカ!」
私の意識が徐々に戻っていくような気がしていた。
「脊椎を早く再生できないのか!?」
「今やってる!」
「ん……」
「起きた……起き上がったぞ!!!」
そこにはいつもののメンバーに加え、ガルシアさんが居た。
「動かないでね、動いたら脊椎がすぐ切れちゃうからね!?」
「うん……でもどうしてこの状態なんだ?」
「奴に脊椎を破壊されたんだ、だけどね、名医がいてよかったよ」
「私は特殊魔法で再生させただけだ」
そして私は冷たい床に伏せていたが、マリーさんの介護の元、ちょっとずつ動けるようになった。
最後まで見てくれてありがとうございます。
少しでも続きが気になる、それか面白ければブックマーク・評価・いいね・感想とレビューをお願いします!
評価が自分のモチベーションになってハッスルハッスルするのでよろしくお願いします!




