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51話 くれあせらぴー
何故か私の腹の上にクレアが乗せられている、どうしてなんだ?
「あそぼ!」
「今体が動かないんだよね……遊ぶんだったらお姉ちゃんかルナに頼んでよ」
「いやだ、あそぶの!」
「はいはい、でも外はいけないからね」
ちょっとだけ痛む、魔法ではちょっとした痛みは治せないと、腰痛を治せないのと同じことらしい、腰痛なったことないけど。
「わー」
「まてまてー、どこへ行こうというのだ??」
どこかの大佐の言葉を私なりにかみ砕いた、しっくりくるじゃんか。
「ぐべ」
「あらあら、こけちゃった」
「おてて、もちもち」
私の手をつねってそう言った、デブとは言わせないぞ。
「あのね、これは筋肉なの」
「筋肉……もりもりマッチョマンの変態?」
「どこでそれを覚えた」
「通りすがりの冒険者さん」
そういえば、放置していた籾を見に行かないとね。
「ちょっと動くよ」
「にゃ~」
何故かクレアが猫のマネをしていたが、無視をかまし、籾のおいているところに向かった。
「きっちり、やられちゃってるね」
籾は綺麗に籾殻と分けられ、鳥にきっちり食べられていた。
「ちゅんちゅん?」
「そうだね、ちゅんちゅんが米を食べに来たね……脱穀またやらないと……」
次は脱穀してから誰かをそばに置いておくか……




