4話 アホ
私はつかの間の休息を楽しんでいた、そして夕方になったころ、月が2つ見えた。赤色と青色の月、珍しいな。
「ここの世界の月って、二つなんだね」
「そうなんだよ、夜は魔法使いがウロチョロするんだよね、どうしてかはわからないんだよ」
「魔法使いか……ファンタジーの世界でしか見たことないな」
「噂をすれば迷い人だな……さてどう調理しようかな」
そう言いながら昼間殺った人間を解体していた。
「さてさて、これを見てどう思うかなぁ」
そう言って骸骨を出してきた、その中に光があった。
「どーこにいるかなー?」
居場所を知りながら分からぬ風を装い...突然その場所に顔を出した。
「あーれ?なんでここに魔法使いがいるのかなぁ?」
すると魔法使いが飛び出してきた。
「くぁwせdrftgyふじこlp」
「どうしたんだー?半べそかいてるのかぁ?」
その子は物凄く陰気で背が小さいように感じた。
「どうかしました?」
「この子、おしっこ出ちゃったらしい、それに寝ちゃった」
「怖かったのでしょう...一旦寝かせておきますか?」
「食べちゃってもいいけど」
「人肉は嫌です」
一応人食い魔族なんだよな……でも私が言った通り、焚火の近くに寝かせた。
「うーん、よく見たら闇魔法使いに見えてきちゃったな、髪の毛が紫だし」
「そうですか?」
背が小さく、物凄くかわいい。寝てる姿もあどけなく、大概の男は簡単に惚れてしまうだろう。
「ん。あれ、死んでない、おまたスースーする......
すいません、パンツ脱がしました?」
「あー、濡れてたから干してる、あそこに」
「人食い魔物だぁぁ!?!?」
また泣きだし、ルナがなだめに行った。
「私は人食い魔族だけど、今は食べないわよ、それに転移者がいるし」
「転移者ですか……?」
私の方を見ると、ガバリと抱きついてきた。
「うわーん」
「……どうかしました?」
「氷のように冷たいぃぃ」
そう言って暖かい魔法をかけた。
「どうして火をつけたの?」
「温めようとしてるの」
するとお肉を差し出した。
「これ、イチカの分、これは魔法使いの分」
「これって……人肉......?」
「いや、オークの肉、うまいよ?」
私は肉を食べた、味気ないな。
「人間じゃない、これ豚だ!でも何も味付けない……」
「だから私は今人間を食べる気分じゃないって、それに、まだストックがあるんだ、調達しなくてもいいんだよ」
その時、魔法使いはルナを火で燃やし尽くそうと思っていたようだ。
「殺そうとは思ってない魔法だね」
ルナが魔法使いにわざとぶつかった、その時火の魔法が消えた。
「弱いね、魔法」
「あ……」
「夜、楽しみにしてるね」
そしてルナはベッドメイクをし始めた。
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