46話 謎の能力
外に出て気ままに過ごしていると周りに気配がしてきた。
「なんだろうね、この視線は」
私一人でこんな視線、誘拐?
「人を呼びに行く時間なんて、ないんだよね」
私は臨戦態勢を取った、だが目の前に誰かが急に現れた。
「どこから現れたのか知らないけどね……何なのよあなたは!?」
その言葉が喉から出た時、何かが見えた、周りが灰色になるような感じが。
「いてぇぇ!!!」
私は何かに殴られるような形でボコボコにされた。
(なんだよ……こいつ……)
私は手も足も出ずに気絶してしまった、そしてどこかに運ばれた。
「ん……ここは?」
次に起き上がると、そこには古びた服装で倒れている人がいた。
「大丈夫ですか!?」
「お前は……お前の心配をしろ……」
後ろには鞭を持った人が立っていた。
「ほら!起きたんだったら働け!」
「痛い!」
私の腰に鞭を打ちやがった、こいつ……すると倒れてる人が何かを言ってきた。
「そいつらには……逆らうな……痛い目を……あうぞ」
「ここって何なの!?」
「ホーリー……ナイトだ……」
倒れてる人は気絶した、よくわかった、この人たちは転生者なんだな……
「速く動け!」
「痛っ……」
私はこみあげてくる怒りを抑えながら看守の後をついて行った。
「ほら、働け」
鞭を受けつつ、何かを作ることになった、何の部品なんだ……?
(周りの人は死んだ目の人がいる、それに鞭は単なる鞭ではなさそう)
私はどうやって脱出するかを考えていた。
「オラ!休憩の時間だ!」
時間を数えていたが、10時間で交替らしい、24時間連続で動いているのだとすると……監視も24時間あるってことなのか……
「今日の配給だ、ほら」
雑居房に10人いるのにパンが5個だけだった。
(だから周りの人々が栄養不足で倒れていっているのか……?)
この出来事で脱出してやると心に誓った。
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