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{完結済み}{累計2.5万PVTHX!} 異世界に飛ばされ、そこでのんびり暮らすことにします。  作者: 猫こんた
3章 戦争の狼煙

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36話 寝込みを襲う大胆な奴

私は何かの体重を感じて起き上がった、そこには昨日ルナにボコボコにされたキメラがいた。

「来ちゃった、ならぐちゅぐちゅしようねぇ」

「ねぇ、寝込みを襲うのはよくないと思うな」

「……そうだな」

その時、ドアが開いた。キラちゃんだった。

「……お姉ちゃん?」

「まさか……クレア!?」

どういうことだ……?本当の名前があったのか……?」

「この人、優しい」

「そうなのねぇ~」

「ころさないで」

「いいよぉ~?」

その時、私の顔を見てそのキメラはアホな顔をしていた。

「な……何ですってぇぇ!?!?」

「どうしたのよ……」

「どうしたんだ~イチカ~ってあの時のキメラじゃねーか!?出てけ!」

「でも殺してこいって言われてるけど……クレアちゃんのいう事だしねぇ」

「黙れこのシスコンが、ほら出ていけ!」

「ここに住んだらダメ?」

「だーめ、どっちみち敵なんだ、それに住んだとしても、いつ裏切るか分からないし」

「だめ?」

もはや妹と住みたくてしょうがないらしい。

「だめなものはダーメ、帰れ」

「きゅるーん?」

「可愛い動物になったとしてもだ~め」

するとキラことクレアちゃんはキメラの事を擁護していた。

「すまわせて、いい?」

「いいよぉ~」

「あなたが何答えてるのよ、だめー」

「なら私を数百発殴らせる権利を与えても?」

「……それなら私の事を数発殴ったら住んでもいいよ、けどイチカを殺したらダメだよ」

「ならお言葉に甘えて……」

キメラはルナの顔を殴った、鼻血が出たが、止める気配がなかった。

「鼻血が出てるが、殴ってもいいのか?」

「ああ、いいさ、気の済むまで殴れよ……」

「……いいや、やめとく、こんなことをしても気が晴れないからな」

私はルナのもとに駆け寄った。

「大丈夫なの!?」

「ああ、これぐらい……魔力の暴走で傷つけた私への、懺悔なんだ」

「でも、住まわせてもいいの?」

「いいんだ、敵意はなさそうだったし、それにあのクソ国に忠誠はあまり誓ってなさそうだし」

「にしてもルナは器が広いんだなぁ、もしかして、ひとりぼっちで寂しかったのか?」

「うるさいなぁ……」

こうしてキメラはここに住むことにした、いや寝起きの時、明らかに殺すような感じだったけどな……まぁいいだろう。

最後まで見てくれてありがとうございます。

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