34話 呆れるような国
食事を終えると、私は外に出た。
「やっぱり、星、綺麗だな」
昔は星なんて、見えなかったな……
「手を伸ばせば……届かないのかな」
すると魔女さんが来た。
「星を見てるの?」
「そうなんだよね、私が元々いたところでは、コンクリートの天井しか見えてなかったからね」
「それって、ブラックじゃないの?」
「そうかもね……今考えたらブラック企業だったのかもね」
「星ってね、いくつもあるんだ、まるで私たちみたいにね」
「それ綺麗事並べてるだけじゃないの?」
「まぁまぁ、個性はいろいろとあるって事だけ、言いたいんだ。ちょっとだけ灯りを灯すか。
魔女さんは手のひらに火を生み出した。
「そういえば、名前、聞いてないね」
「そうなの?マリーちゃんが言ってなかったのかなぁ……エレハルデだよ」
「わたしはイチカ、これでいいでしょ?」
「この魔法、知ってる?」
「火の魔法でしょ?」
「ファイアボールをぎゅっと圧縮した魔法なんだ。ものすごく光るからダンジョンに入るとき、助かるんだよねぇ」
「手のひら、熱くないの?」
「熱くないよ?」
するとファイアボールを目の前に投げた。
「……やっぱりいた、どうしてホーリーナイトは魔力の消し方がなっていない」
すると大きな魔法陣が目の前に現れた。
「イチカ、そこから離れておいた方がいいかも」
「うん……」
すると、物凄く眠そうな人が現れた。
「……どうかしました?エレさん」
「あなた寝不足なのね、まぁいいや、あの人を潰してきて」
「わかりました」
「あの人って……?」
「ああ、数日前の話になるんだけどね、ローブを着た女の人が召喚魔法とその触媒を教えてくれたんだ」
「その人って……誰なの?」
「分からない、けど私に渡した途端、空間に穴を開けて帰ったんだよ」
「そうなのね……不思議な人もいるんだなぁ」
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