21話 ゆでられたキメラ
その時、キメラの子の方を見ていると、かわいいと思ってしまった。
ほんと、かわいいんだから。
「キメラちゃんいくよー!」
私は何を思ったのか知らないが、キメラの子の方に飛び込んだ。
「わわわ」
私はキメラの子と遊んだ、その時、エマさんはシャワーを作っていた。
「ほらー、アヒルだぞー」
「クワックワッ」
もうのぼせてきたな……
「私は上がるよ、最高な風呂だな」
「ああ、牛乳はないぞ」
私は服を着た、そして新しくできた工作部屋に向かった。
「あの肉、少し味気なく感じてきたな、塩とかできないのかな?」
私は布を見た。これで塩を作れるのか……?
「作ってみるか」
私は塩水を汲んできた、布で塩水をこして、そしてニゲラから習った魔力火を使い、塩水を煮沸した。
「確か塩って、海からできるんだよな」
そして私は塩を作り出した、でも少ないな。
「あれ、鍋を煮詰めてどうかしたの?」
「あー、これ、舐めてみてよ」
「この白い粉を?大丈夫?死なない?」
「死なない、多分」
「多分って何よ!?多分って!?」
そう言いつつも、舐めた、すると。
「しょっぱい……でも癖になる」
「これを肉にかけたらどうなると思う?」
「おいしいと思う、同意、これ錬金術で大量生産できないかな」
「多分無理、だけれど塩水を煮詰めればできるぞ」
「なら塩水をあの大きな釜に入れてみて?」
「あれで煮詰めるの?」
「いいや、面白いことを考え付いたんだ」
そして私はバケツリレーの要領で大きな釜に塩水を入れていった。
「はい次!」
「ひぃ……ひぃ……」
ニゲラはこんな重作業をしていて、息を切らしていた。




