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10話 らしい服装

私の上に乗っている子の名前わからない、けどどことなくかわいい。

「さて、傷が完治したし、何かやるか」

私は仕事が無いとソワソワしちゃうのかな。

「多分ニゲラは錬金術の実験中だし、ルナは動物を狩りに行っている、そしたら私には何ができるんだろう」

ここにいる理由なんて、あるのかなと考えていたらルナが帰ってきた。

「帰ってきたぞー、大量だー」

手に持っていたのは鹿のほかに、大きな袋だった。

「鹿と……なんだ?」

「じゃじゃーん、新しい服、その服じゃ、目立つでしょ」

「白色だったら目立つかも」

「だから着て着て」

私は渋々着ることになった、スーツ以外で着るのは久しぶりだな。

「どう?」

「いいじゃんか、白と赤のシャツ、似合ってるよ」

中々慣れないと感じている、けれどスーツで過ごしてきたからそう感じているのかもしれない。

「そういえば、あのキメラどうしてるの?」

「私に懐いちゃったんだよね、それでここに居たいって」

「そう、なら食料大丈夫なのかな」

畑に蒔く種が無い、どうしたらいいのだろう?

「錬金術で生み出せないのかな」

「どうだろう、ニゲラに聞いたらわかるかもしれないね」

「じゃ、聞きに行ってくるよ」

私はニゲラの部屋に入った。

「失礼する」

「ああ、どうかしたんだ?」

「種って錬金術で生み出せるの?」

「種か……子供の種ではないよね」

「うん、植物の種」

「そっかぁ、草を入れたら出来るんだよ、やってみて」

私は新鮮な草を入れて魔力を注ぎ込んだ。

「これでできたはず」

私は種を受け取って畑に蒔きに行った。

「どうやら畑をするらしいね、ワンポイントアドバイスだけれど、錬金術はあの釜だけじゃないんだ」

「そうなの?それよりも種を蒔かせて」

「いいよ、頑張れ」

私は土に一個ずつ蒔いて行った。

「錬金術ってのは植物の成長にも役に立つんだよ、みてて?」

腕に着けた器具から水蒸気が出てきた。

「これは雨を出してるんだ、これで地面を濡らせるんだ」

「そうなのね、でもこれだけで成長は速くならないよ」

「まぁ見てみて?」

その声と同時に畑から芽が出てきた、そしてあっという間に立派な小麦になった。

「これ、どういうことなの?」

「魔力の影響で早く育つのよ、これは王国にも知れ渡っていてね、奴隷を使わせてるっていう噂がちょっと流れてたんだ」

そして私は農作物を採取していった。魔力の力、恐ろしすぎる。

最後まで見てくれてありがとうございます。

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