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善を思い悪を思うのは、死をつくり生をつくり出すことである。
故に地上人が自分自身でなすことには、総て永遠の生命なく、弥栄はあり得ない。
何故ならば、地上人は、地上人的善を思い、悪を思い、真を思い、偽を思うからである。
思うことは行為することである。
生前、生後、死後は一連の存在であって、そこには存在以外の何ものもないのである。
存在は生命であり、生れつつあるもの、そのものである。
何ものも、それ自らは存在しない。弥栄しない。
必ず、その前なるものによって呼吸し、脈うち、生命し、存在し、弥栄する。
また、総てのものの本体は、無なるが故に永遠に存在する。
ありがとうございます(「ごりやくさん」)。