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僕はうまれた〜突然の脳卒中〜  作者: こうのたかよし
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初コンサル開始〜社会との接点

次の日に早速

骨付鳥のお店を経営されている方に会いにお店まで伺った。


カウンターの端に静かに座るオーナーは僕を見つけると


「いやー河野さんがはせ川辞めてくれて良かったわ!これでおおっぴらに頼めるわ」


と敢えて明るくおっしゃって下さった。


いつも心配してくれて、少し内情を話していたからの気遣いからだろうと思う。


いきなり20万を渡され


「とりあえずこれで週1で良いから2ヶ月お店入って!もちろん料理しなくていい、居てるだけで店長の勉強なるから頼むわ」


と笑いながら言ってくれた。


当時の僕にとって20万なんて大金は驚きでしかなくただただ有り難く頭を下げるしかなかった。


と言う訳で早速その週の週末からそこのお店に入る事になった。


行きはもちろん電車にしたが帰りは10キロある道を歩いて帰ることにした。


何故なら訪問リハビリの先生が


「歩く事は手にとってもとても良い事なんです。何故なら手の神経は足の神経のすぐ近くにあって必ず刺激をされるからです」


と言ってくれた言葉を希望にして信じていたからだ。


約半年振りの接客はとてもドキドキして最初の「いらっしゃいませ」は緊張したのを覚えている。


また以前なら全て1人で動けた事が全て人に頼まないと出来ないもどかしさも感じた。


でも僕はこうしてまた社会に出られたのだ。


そう思うだけで自分が少し誇らしかった。


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