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僕はうまれた〜突然の脳卒中〜  作者: こうのたかよし
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虚脱と再起

1週間毎に来る職場からの社会保険料を支払えと言う督促に僕はノイローゼ気味になっていた。


100万はゆうに超える会社への借金と月毎に増える社会保険料と言う名の借金。


返せるあてもなく毎日がストレスの連続だった。


またそれに伴って社長の言葉も変化してきた。


後になって分かった事だが新しい料理長はレジ金などを不正していてそれをすべて僕のせいにしていたのだ。


社長はそれを信じ初めていた。


ある日社長に呼ばれお店近くの喫茶店で話をした。


社長の言葉は鋭く尖った言葉になっていた。


「とにかく!お前が何にもやってないんやったらそのやってない証拠を出せ!」

「そしたら俺が周りを納得させたるから」

やってもないのにやってない証拠を出せとか到底不可能な話だ。


とりあえずその後はなんの言葉も入らないまま引きずる様になんとか家路へと着いた。


テレビをつける元気もなくただ布団に籠もって時間が過ぎるのを待っていた。


早く今日の事を忘れて眠りにつきたいと。


そうしているとしばらくしてけいこさんがリハビリをしにやって来た。


「どうしたん?もう寝てるの?」

不思議そうに問いかけるけいこさんの顔を見た途端

僕は全てが耐えられなくなった。


「もう、これ以上、生きるのしんどい、、」

僕は溢れる涙の中なんとか声を振り絞ってけいこさんに訴えかけた。


「そうやねぇ、しんどいねぇ、でもね私はあなたが居ないと生きていけないのよ」

けいこさんの頬を伝う涙。


ゆっくりと僕の頭を撫でながら僕の涙が乾いて無くなるまで側にいてくれた。


僕はその時決心した。


こうやって1人でも自分を必要としてくれる人が居るなら立ち上がろうと!

なんとか足掻いてみせると心に強く誓った。


泣き疲れたのか僕は知らない間に眠っていた。


そして次の日の朝

社長に電話を掛けた。

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