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僕はうまれた〜突然の脳卒中〜  作者: こうのたかよし
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退院して3ヶ月

退院して3ヶ月が経った。


この目まぐるしく変わった環境に最初は全くついて行けずいつも人と話す事

働く事が大好きだったのに

いつの間にかどちらも怖くなっている自分に気付いた。


入院中の半年間いかに病院の看護師さんセラピストさんに守られている生活をしていたかを思い知らされた。


今までに感じなかったお金を支払う時の後ろに待たれる圧迫感


改札を通る時のプレッシャー

階段を降りるときにどれだけ緊張するか

毎日心を折られた。


あれだけ外で仕事するのが大好きだったのに家でじっとすることが落ち着く時間になった。


やがてFacebookからいろいろな人と再会し出会い少しずつ人に会う事が増えていった。


24時間同じ体で自分では気づかない変化をクリニックや訪問リハビリで何度も同じ事を聞いては自分に言い聞かせ慰めた。

足がしばらくするとかなり改善した。

手も少しだけ進歩した。

ちょっとずつちょっとずつ自分に希望を持ち始めた。


この3ヶ月間20回以上自分の人生を諦めた。


でも30回以上自分の人生に希望を持ちたいと思った。


この3ヶ月間100回以上死にたいと思った。


でも何百回も生きたいと願った。


みんなに守られてばかりのこの3ヶ月間をしっかりと自分の弱さと認め

これからを強く生きたい。


そう強く願った。

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