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僕はうまれた〜突然の脳卒中〜  作者: こうのたかよし
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お客様からの電話

ある日の夕方

休職中のお店の常連様から電話が掛かってきた。


僕が店の責任者になる前はとても厳しくて恐れられていたお客様らしいが何故かとても気に入って頂けて

何度も足を運んで頂きお見舞いにも幾度となくいらして下さった方だ。


退院してからの電話内容はいつもリハビリ方法や治療方法を調べては連絡して来て下さる。


先日僕はある治験にエントリーをした。


今日はその事を詳しく調べて連絡をしてきて下さり

その治験の説明をしてくれた。


なんでもその治験には副作用として腫瘍が出来る可能性が高まるそうだ。


僕は「例え20年寿命が縮まっても今、料理が作りたいです」と言った。


するとお客様は

「今はしんどいけどその身体の回復具合から判断すると2年一生懸命リハビリしたら治る可能性は高い。

河野さんの料理をずっと食べたいから長生きして欲しい」

と言って下さった。


正直涙が溢れた。


「ありがとうございます」と深々とお辞儀をして電話を置いた。


病気になってから離れていった人もいる。


それでも病気になってから新たに出会った人もいる。


そして病気になってからも変わらず関わってくれる人もいる。


必ず絶対にこの病気を克服してみんなに料理を作ると心に強く誓った。


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