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僕はうまれた〜突然の脳卒中〜  作者: こうのたかよし
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茫然自失

当日4階の事務所へと通された。


奥さんは笑顔で迎えてくれ紅茶を頂いた。


退院の報告と今の状態そして今後の見通しを話した。


奥さんは終始笑顔を維持きながらも心ここにあらずと

いった様子で話を聞いていた。


そして唐突に


「うんそれで河野さん会社になんか隠してることはない?」


と聞いてきた。


なんのことか分からずにもしかしてお客さんと付き合った事がバレてたのかと焦り


「隠してることって…えっと女関係ですか?」


とドギマギしながら答えた。


奥さんは少し呆れた顔で


「単刀直入に言うとはせ川に対して不利益をもたらすような不正してない?」


と聞いてきた。


一気に頭にきた僕は


「え!?そんなん誰が言うてるんですか?売上、上げることしか考えてないのにそんなことしませんけど!」


「でもお店の方ではコストは河野さんが仕切ってたので操作してたと思うって言われてるけど」


「申し訳ないですけど今までコスト操作なんかする必要も無かったしそもそも半年以上も店から離れててどうやってコスト操作するんですか?」


正直呆れてものも言えなかった。


いくら素人だとしても半年もお店を離れている人間がコスト操作など出来ようはずもない。


少し考えれば分かる事なのに洗脳されているのだろうか?


「だから悪いけど掃除も家でしてもらったらいいし

勝手に店入られても困るから鍵返してくれる?」


僕は苦虫をかみ潰しながら指示に従った。


現にこの身体ではお店を切り盛り出来ないし言う事を聞くしかなかった。


(これでは出来た借金も働けないのなら返しようがない)


退院してから新しいリハビリを始めるステップの時期に僕は全てのやる気を失った。

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