表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
僕はうまれた〜突然の脳卒中〜  作者: こうのたかよし
47/60

退院前夜

退院前夜


次々と部屋をノックしてやって来るお世話になったセラピストさんや看護師さん。


口々にこの半年間の思い出やこれからの抱負を語っては会釈をして部屋を後にする。


いよいよだなと感じた。


いつもだったら自分の誕生日祝いで毎日お店で飲まされている時期だ。


数年振りに過ごす静かな9月に少しの戸惑いを感じながらも新鮮さと寂しさをかんじる。


夕方になるとけいこさんが荷造りに来てくれた。


と同時に平井副主任が顔を出す。


みるみるうちに涙するけいこさん。


思えばけいこさんは150日の入院中実に147日病院に来てくれた。


看護師さんたちとももはや仲良しだ。


平井さんとの尽きない話を続ける。


ここは半年間を過ごした我が家だ。


自分自身も名残惜しかった。


明日から社会復帰と言われているがお店への復帰も未定だし

唯一決まっている事は通所リハビリはそのまま富永の施設を。


訪問リハビリはこれから打ち合わせだった。


最初は3ヶ月もすれば身体は元に戻っていると思っていた。



現状はまだまだこれからいつ終わるともわからないリハビリ生活が始まる。


最後の自主トレを済ませるとガランとした部屋でゆっくりと眠りについた。


ほんの少しの開放感と期待感。


そして大半を占める不安を胸に抱いて。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ