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僕はうまれた〜突然の脳卒中〜  作者: こうのたかよし
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分かち合える仲間

その人と一緒になってから病室での会話は格段に増えた。


とは言っても僕がひたすら質問するだけだがそれでもそれは自分自身を奮い立たせる良い材料になった。


リハビリでは手すりを使って歩く練習が増えた。


僕のリハビリは皆さん昼休みを削ってまでしてくれて5歩6歩と少しずつだがでも確実に杖無しで歩ける距離は増えていった。


そして夕食終わりはリハビリ室に行って自主トレを開始した。


そこでいつも一緒になる人達が居た。


脳幹出血で運ばれてきた僕より少し年下の奥谷さんと脳動静脈奇形で脳梗塞になったまだ20代の王さんだった。


2人共とても前向きでまるでリハビリを楽しんでいる様にも思えた。


そんな2人と過ごす時間はとても楽しくて

いつしか夕食が終わるのを心待ちにするようになっていった。


それに比例するかのようにみるみるうちに足は強く踏ん張りが効くようになり


とうとう10日後に山本先生から


「河野さん今日で杖を卒業してもらうつもりです。でもしばらくは廊下の手すりは必ず持って歩いて下さいね」


と言われた。


嬉しくもあったがまだ左足は外に大きく開いて上げるか引きずるかしか出来なかったので

出来るだけ慎重にでも心の中は喜びに満ち溢れた。


やっとここまで来たんだと。





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