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僕はうまれた〜突然の脳卒中〜  作者: こうのたかよし
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介護認定

その日は朝から同じ10階にあるお風呂に1人で入れるかの試験だった。


いつもお世話になっている理学療法士の山本先生が付いてくれた。

人に見られながらの入浴はやはり緊張する。


そのせいか左足の指がくるりと曲がって直せない

ただその為の痛みは伴わないのである意味麻痺していて助かったと思った。


「お風呂には浸かりますか?」


山本先生が訪ねた。


正直浴槽に入ってしまってまた立ち上がる自信はなくそれを理由に1人入浴不可にされてしまうのは怖かった。


そこで僕は


「いつも家でもシャワーなんですよ、それに他の人が入ったお風呂に入るのは抵抗あるので」


と潔癖症を装いなんとか納得してもらった。


一通りのシャワーでの洗体動作のチェックの後


「わかりました。ではこれからは1人で入浴してもらいます。火曜日の朝と木曜日の朝なので順番に従って入浴して下さい」


それはわすが週50分のプライベートになれる貴重な時間となった。


そしてその日の夕方に先日の身体具合調査の報告が来た。


(要介護2)


認めたくはなかったがとうとう自分は身体障害者なんだと言う現実を突きつけられた。


以前のように高次脳機能障害が強かったらどん底まで落ち込み声を上げて泣いていただろうけど

その時の僕は前向きに捉える事が出来た。


(今は要介護2なんだ。でも必ず健常に戻ってやる)


そう強く誓った。

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