微かに気になる本当の事実
そして僕の奇想天外な夏休みが始まり早くも1週間が経とうとしていた...。
「だーかーらー!何度言えばわかるんだ!洗濯物は色別に分けて洗濯しろといつもあれほど言っているだろ!」
「だってー!一度に洗えば早く洗濯が終わるじゃないの!そんなことも分からないの?」
「白い服に色が付くだろ!いいから早く色別に分けて洗濯しろ。わかったな!」
「....う〜、分かりましたわ。色別にすればいいんですわね....。」
....と、機嫌が悪そうに渋々洗濯物を色別に分け、洗濯物を干し、満足そうにソファーに腰をかけていた。
「....おい!」
「なんですの?」
「洗濯が終わったのはいいが、買い物にはもう行ったのか?」
「あ、...あはは〜、まだ…です…。」
「はぁー、早く行って来いよー」
「は、はい!」
「あ、そう言えばさ、お前、異世界から転生した神様とかなんとか言ってたな。」
「そうですわ。私は異世界から転生した神様ですわ!」
「異世界ってどんな所なの?」
「ん〜、そうですわね...住みにくい街と言ったら嘘になりますが...決して住みやすい街ではありませんでしたわ...。」
「....そう...だったのか...。両親とかは?」
「両親は私が生まれて間もない時にアンリミデット教の集団テロ事件によって亡くなりましたわ。」
「そうなのか、なんか...悪かったな...。」
「いえいえ!お気になさらず!...じゃあ私買い物に行ってきますわ!」
「ああ...気をつけてな...。」
「はい!」
そしてこの時の異常な空気の重さを感じた空間は、多分この家だけだと、俺は思うのであった....。
第3巻 終わり




