第五十章 それはすごいぞすごすぎるぞ
チョコは手に入れた物に喜びながら。
マスターの元へ帰って来た。
その頃ビビルはまだ考えてるみたいだった。
私はそれを見て考えていた。
いったい何を考えているのです。
怖いです。
チョコは言った。
「マスターただいま帰りました。」
私は言った。
「どうしたんですかそれ?」
チョコは言った。
「メアリーを助けた時の約束でもらったも
のです。」
私は驚いた。
まさかこんな物をもらってくるとは。
だがそこに。
ビビルは言った。
「ちょっといいか?」
私は言った。
「なんですか?」
ビビルは言った。
「さっき着ていた服だが気にいっているか?」
なんでしょう突然。
私は言った。
「そこそこ気にいってますが。それが何か。」
ビビルは言った。
「そうか。」
私は言った。
「どうしたんですか?」
ビビルは言った。
「さっき着ていた服だが。」
私は言った。
「服がどうしたんですか?」
珍しく似合ってたとか言うのですか。
何かたくらんでるんですか。
ビビルは言った。
「燃やそう。」
私は言った。
「そうですか燃やし・・・うえーーーーー
ーーーーー。」
ビビルは言った。
「どうした。」
私は言った。
「さっきの話の流れからどうしてそうなる
んですか?燃やすどういう事ですか?」
ビビルは言った。
「おまえはさっき逃げたやつに顔以外は見
られたな。」
私は言った。
「たしかに見られたのです。」
ビビルは言った。
「もし相手側に悪魔がいれば人間の頭の中
がわかる。」
私は言った。
「つまり。」
ビビルは言った。
「そうだ第三者に正確に情報が伝えられる
。危険だと思わないか?」
私は言った。
「確かにそうですね。」
それを考えてたんですか。
私の事を考えてくれてたんですね。
ビビルは言った。
「とにかく着てでかけるのはダメだ。どう
するか考えておいてくれ。」
私は言った。
「わかったのです。それで人間の頭の中が
見れるんですか?」
ビビルは言った。
「安心しろ契約者の頭の中はのぞけない。」
悪魔の言う事ですが信じるしかないですね。
私は言った。
「わかったのです。」
ビビルは言った。
「チョコわるかったな話を中断して。」
チョコは言った。
「いえ大丈夫です。」
私は言った。
「これをもらったんですか?なんて言った
んですか?」
チョコは言った。
「助けるかわりにチョコ一箱とプリン一箱
カップ麺一箱もらうと言いました。ああそ
の前に百万円くれるって言いましたが断り
ました。いやらしいと思ったので。」
私は言った。
いや叫んでいた。
「ひゃひゃ百万円。」
ビビルは言った。
「落ち着け。百万ってカップ麺がいくつ買
えるんだ。」
私は言った。
「えっとえっとです。100円のやつらな
一万個、200円なら五千個ですね。」
ビビルは言った。
「それはすごいぞ。すごすぎるぞ。」
ビビルは喜びのあまり奇妙な踊りをしてい
た。
私は言った。
「すごいんです百万は百万あればあんな事
もこんな事も。あれでも断ったんですね。」
私もつられて踊りそうだったが中断した。
ビビルは何も無かったように座っていた。
チョコは言った。
元気がない声で。
「はい。」
私は考えた。
なるほど。
これはメアリーの作戦かも。
それがわかってチョコは対応したんですね。
流石です。
ならこれでいいですか。
私は言った。
「チョコいいんですこれで。下手に借りを
作るのもなんですから。だから気にしない
でくださいです。」
チョコは言った。
元気な声で。
「はい。」
しかし。
私は思った。
一箱何かおかしい。
だがもっと問題がある事に気がついた。
私は言った。
「プリン一箱。」
そう言って私は段ボール箱を見た。
私は言った。
「これ全部ですか?嫌な予感がするんですが。」
チョコは言った。
「嫌な予感どういう事ですか?プリンは危
険なんですか?」
私は言った。
「その説明は後です。とにかく開けるので
す。プリンが先なのです。」
私はプリンと書いてある段ボール箱を開け
た。
中にはプリンの箱がいくつか入ってる。
だが流石です。保冷剤も入っていたのです。
だがこれでは。
私は言った。
「ダメです。」
チョコは言った。
「マスター私は何か悪い事をしたんですか?」
まずいチョコは知らなかっただけなのです。
私は言った。
「そそういう問題じゃないのです。ただこ
れだけあると。」
チョコは言った。
「あるとなんなんですか?」
私は言った。
「うちの冷蔵庫に入らないのです。」
ビビルは言った。
「入らないやつはどうなるんだ。」
私は言った。
「入らないやつはおいておくと腐って食べ
られなくなります。」
ビビルは言った。
叫んでいた。
「なんだと。腐るだと。いかんいかんぞそ
れは。そんな悪魔のような事をしては。」
今のはスルーですね。
チョコは言った。
「そうなんですね。」
私は言った。
「とりあえず一人1個食べてもこの量は全
然減らないのです。」
チョコは言った。
「困りましたね。」
これは困ったのです。
下手に誰かに頼めないのです。
何故なら出所とメアリーに気づかれる可能
性が。
これってかなり高そうです。
私は言った。
「ビビル誰かプリンを冷やしてくれる知り
合いはいないですか?」
ビビルは言った。
「一匹いるが。」
私は言った。
「なんて人ですか?」
ビビルは言った。
「いすかんだるってやつなんだが。」
私はよくわからなかった。
私は言った。
「いすなんですか?」
ビビルは言った。
「いすかんだるだ。」
私は言った。
「いすをかんでどうするんですか?」
ビビルは言った。
「違う名前だ。ちなみにそいつの知り合い
にいすかんだらってやつがいるが。」
私は言った。
「なんですかそれは。」
ビビルは言った。
「知らん。そいつらは名前の真似をどっち
かがしたってもめてるらしい。」
私は言った。
「名前でもめてるんですか。はあー。」
ビビルは言った。
「ああちなみに教えてくれたやつはいすか
んでみるってやつだ。」
私は言った。
「はーーい。その人達にとっていすって何
なんですか?」
気になるのです。
ビビルは言った。
「知らん。それに人じゃなくて悪魔だがな。」
いすに執着した悪魔ですか。
イス悪魔。
コメントに困るのです。
まさか。
私は言った。
「まさか他にはいませんよね。」
ビビルは言った。
「よくわかったな実はいすかんでるがもめ
てる二匹を心配してる。」
私は更にとんでもな事を思いついた。
まさか。
あるんでしょうか。
これは。
まさか。
あるんですか。
気がついた自分が恐ろしいのです。
まさか。
私は言った。
「まさかまさかいすって名前の悪魔はいな
いですよね。」
ビビルは言った。
「いす。いるがどうした。」
私は言った。
「それっていすって悪魔に対してじゃない
んですか。かんだるとかかんだらとかかん
でみるとかかんでるとか、みんないすって
悪魔の事なら。そういう事なのですか。そ
ういう事なんですね。そういう事だったん
だ。真実はいつも一つなんですね。ああ。」
私は頭をもしゃもしゃしていた。
これはいったいどうすれば。
ビビルは言った。
「何を言ってる。落ち着け。だから名前だ
意味はない。何を考えている。」
何ということです。
私とした事が取り乱してしまったのです。
何を自分で考えていたかもよくわからない
のです。
ああ。
いすの事を考えるのはやめるのです。
恐ろしい。
いけないその悪魔さんに頼まないと。
保冷剤が切れるのです。
私は言った。
「それでいるんですね。」
ビビルは言った。
笑いながら。
「いるな当然だ。」
私は言った。
「ですよね。」
悪魔はただでは動かないのです。
ビビルは言った。
「心配するなうまくやってやる。」
信じてまかせるしかないですね。
私は言った。
「お願いするのです。」
ビビルは言った。
「ああ行ってくる。」
まずいです。
私は言った。
「ちょっとまってください一箱置いていっ
てくださいなのです。」
一箱だけもらう事に。
後でみんなで食べるのです。
ビビルはいすかんだるの所に行った。
そこで私は大変な事に気がついた。
あれはこれはチョコのものです。
勝手な事をしたのです。
私は言った。
「すいませんです。チョコのなのに勝手な
事をしてしまったのです。」
チョコは言った。
笑顔で。
「いえマスターに全て渡すつもりでしたか
ら。」
なんていい使い魔なんですか。
私は言った。
「では後でこれはみんなで食べるのです。」
チョコは言った。
かわいらしい声で。
「はーーい。」
チョコはいいこです。
でこっちはチョコですか。
これは大丈夫そうですね。
これでチョコにあげる分のチョコが当分困
らなくてすみそうです。
助かったのです。
そしてあらためて箱を見ると。
あら。
これはかなり高そうですね。
まさか百万超えるとか。
わかりませんね。
そしてさらに考えた。
これはこれでやっかいかもです。
これほどのものは人にあげられないのです。
メアリーにバレル可能性が。
まさかそこまで考えているのですか。
メアリー。
ならメアリーはかなりの曲者ですね。
私の中のメアリーが大きくなっていた。
メアリージャイアント。
メアリーは笑った。
「ほっほっほっほっほっ。」
いえメアリーそんな笑い方しないのです。
「ガーン。」
私の頭の中のメアリージャイアントはショ
ックを受けていた。
所詮妄想ですね。
もろい。
そんな事を考えていたが。
私はさらに思いついた。
まさか。
さっきのいす関連の話はビビルが作ったや
つですか。
またはめられたんですか。
ごちそうしたんですか。
ああ。
さすが悪魔ですね。
とりあえず。
プリンが腐らないならそれでいいですが。
後プリンがいくつなくなるかですが。
まさか全部はないと思いますが。
それなら悪魔です。
あ。
これは考えるのはやめるのです。
チョコは言った。
「あのそれでマスターお話が。」




