表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
世の中を笑うやつらがそこにいる  作者: なんだかなぁ
70/107

第四十六章 秘密秘密秘密

 ダ「どちらにしろ次からだ」

 男「じゃあ次からダメおやじが

 行ってくれるのか」


 ダ「いかん、しつこいやつだ

 行くのは俺が鍛えた対悪魔つき

 部隊ゼロだ」

 

 ダメおやじは思った。

 こいつはわざとだな。

 しつこい。

 せこいやつだ。


 男「やつらか」

 

 男は思った。

 確かにやつらなら。

 んん、よくわからなかった。

 わかっているのは普通じゃ

 ないって事だ。

 普通であるわけがない。

 あんなやつらが。

 

 男「しかし対悪魔つき部隊

 ゼロそれを作るのに100人

 いた部下で残ったのは7人。

 いったいどんな鍛え方を

 したんだ」

 

 ほとんどが人として使い物に

 ならなくなった。

 本当にどんな鍛え方をしたんだ。

 えー悪魔つきに強い部隊を作れって

 いったけど。

 あれはないんじゃないのか。


 ダ「それは秘密秘密秘密

  食べるのはハチミツ」

  

 それを聞いた男は電話の内戦

 をかけた。

 

 男「私だ。おいあれを持って来てくれ」

 

 すぐに男がやってきた。

 その男からあるものを

 受け取る。


 本来はそんな事はしたくない。

 こんな事は部下にやらせておけば

 いいが雑用は。

 だが部下がダメおやじに喋りかけ

 るのを防ぐ為だ。

 しかたない。

 ダメおやじは自分の名前を言わす

 機会を待っている。

 

 男「もういいぞ」

 

 部下の男を帰らせて。

 ダメおやじの前に男はそれを持ってきた。

 

 男「おい。持ってきたぞ」

 ダ「おー。これだこれだ」

 

 それはホッカホカのできたて。

 男が持ってきたものそれはホットケーキ

 だった。

 バターとハチミツとろりかけてる

 ダメおやじ感激なやつだ。

 

 さらにバターとハチミツを

 かけられるようにした

 ふわふわのやつだ。

 

 ダ「フハハハハハハチミツと言えばやはり

 ホットケーキだな」

 

 男は思っていた。

 ハチミツ。

 悪魔に。

 悪魔にハチミツ。

 違和感がある。

 今目の前でうまそうにホットケーキを

 食べる悪魔。

 違和感がある。

 フォークとナイフを使ってじょうずに

 食べる悪魔。

 もっと違和感がある。

 違和感。

 違和感。

 違和感だらけだ。

 

 ダ「んん、なんだ見てもやらんぞ

 やらんからな」

 男「いらん」

 

 男が好きな物はコーヒーだった。

 しかもエスプレッソだ。

 男は一口飲んだ。

 

 男「んんー」

 

 やはりこれだ。

 この苦みがいいのだ。

 

 男が飲んでるエスプレッソカップを

 置いてあるサラは特殊な物だ。

 これに置いておくと飲み物の

 保温ができるのだ。

 何気に金をかけて男が開発した

 ものだ。

 

 冷めない君。

 これのおかげで。

 飲み物が冷めない。

 男は冷めないエスプレッソを

 ちびちび飲むのが好きなのだ。

 

 そういえば。

 昔聞いた事がある。

 なんでハチミツなんだって。

 すると珍しく教えてくれた。

 悪魔は自分の事をほとんど

 喋らないが。

 悪魔は生まれた時に好きな物が

 決まるみたいだ。

 

 だからこいつがたまたまハチミツが

 好きになって生まれただけだ。

 悪魔の言う事だ。

 疑って見ていたが。

 途中からアホらしくなった。

 

 これは疑う余地がない。

 なんて幸せそうに食べるんだ。

 見ていられない。

 悪魔失格だ。

 点数をつけるなら悪魔0点だ。

 

 だがこれは知られてはいけない。

 何故なら好きな物の前では

 悪魔は無防備になるからだ。

 

 だがハチミツが好きだから

 と言ってハチミツを舐める

 わけでもないらしい。

 そこにはこだわりがあるみたいだ。

 悪魔のくせに生意気だ。

 

 ハチミツと言われてハチミツの瓶を

 渡した時のこいつの怒りようときたら

 見ものだった。

 私は大笑いをした。

 あの時はあごが外れるかと思った。

 だが笑ってられるのは最初のうち

 だけだった。

 私のエスプレッソが大事なエスプレッソが

 インスタントコーヒーに変わっていた。

 私はすぐに白旗を上げた。

 それで。

 やつの為に専用のホットケーキを

 用意したのだ。

 これは父がどうしてたかしらなかった

 からだ。

 こいつは父に何をもらっていたか

 いわない。

 たぶんこっちの方が豪華だからだ。

 

 ダメおやじは思った。

 ハチミツバターホットケーキこれだ

 これを食う為にこいつの父親と契約

 したのだ。

 

 逆を言えばこの仮のマスターが

 死んでもどうでもいい。

 同じ条件を満たしてくれる

 やつなら誰でもいいのだ。

 

 そしてこいつに言われて

 対悪魔つき部隊を作った。

 だがまだ活躍していない。

 それにこいつは悪魔つきが

 どういうものかわかってない。

 

 ただしそれを喋るわけには

 いかない。

 仮のマスターでもだ。

 だからこいつには理解できない。

 危険とわかっていてもだ。

 悪魔つきの恐ろしさが。

 

 だがうかつだな。

 やはり子供だ。

 正体がわかれば手の打ちようが

 ある。

 悪魔つき。

 知られてはいけないのだ。

 正体がばれて獲物を逃がすのも

 甘い。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ