第四十章 ゴンさん流石です
ゴンさん「おー、そうか、なら、教えてくれるか、中亀」
中亀「はい、実は気になって、調べたものがあります」
ゴンさん「そうか、でそれは、なんだ」
中亀「飲み物です」
伝「おい、飲み物って犯人のやつかあれは酒だぞ、そう報告しただろう、冷蔵庫のやつも」
中亀「聞いてます、たぶん伝さんに問題はなかったと思いますが」
伝「がとは、どういう事だ」
伝は中亀の言い方がひっかかった。
何を言ってるんだ、こいつは。
不愉快な気分になった。
ゴンさん「おい、そう中亀をいじめるな」
伝「いや、おれは、いじめなんて」
神は、この状態を冷静に観察していた。
神は腕を組みながら、冷静に言った。
神「伝、話がみえなくなるぞ、冷静になれ、あつくなるな、中亀は続きを頼む」
神は思った。
伝、中亀はおまえに、きづかって、ストレートに言わないんだ、わかってやれ。
先輩だからな。
そうだ、あるわけがない。
だが、まさか、中亀は伝の事が。
いや、まさか、いや、いや、いや、しかし、まさか。
神は混乱していた。
気になる女性の前では、神もただの男だった。
中亀は思った。
ああ、これだから、体育会系は嫌いです。
同じ体育会系でも、大狼さんみたいに黙っていてくれたらいいんですが。
と言うか、黙れ、中亀は思った。
中亀「実際に飲み物を、調べた結果ですが、H・2・Oでした」
ゴンさん「H2Oだと、水だったのか」
中亀「私が調べた時は、酒の匂いなんてしなかったんです」
伝は思った、バカな、しっかり確かめたはずだ。
俺がおかしいのか。
そんな、そんなはずは。
中亀は、伝の顔を見て。
溜息をついて。
犯人のペットボトルを、一本持ってきた。
中亀「どうぞ、犯人のものです、匂いをかいでください」
伝はペットボトルを受け取り匂いをかいだ。
すると。
なんだと。
伝「匂いがしないぞ」
中亀「はい、水ですから、酒の匂いはしません」
中亀は冷静だ。
伝は一本取られた形になった。
ゴンさん「中亀、もうわかってるんだろう、なんで、そうなったかも伝に説明してやってくれ」
中亀「わかりました、実はこの空間で、とんでもない事が起こってたんですね、話を聞いていましたが、それを肯定する結論になりました」
それを、聞いたゴンさんが言った。
ゴンさん「わかった、おまえの気持ちはわかるが、遠回しに説明せず言ってやってくれ」
神は思った。
中亀は頭にきたので遠回しに説明した。
それを、ゴンさんが見抜いた。
人づきあいの苦手な中亀を、ゴンさんは上手く対応した。
ゴンさんがああいわなければ、この空間はかなりギスギスした空間になってたが。
ゴンさん流石です。
中亀「わかりました、今は、まったく感じませんが、相当量の酒の匂いが漂っていた事がわかりました、匂いは粒子なので、それにより鼻が麻痺した状態なので、正しく判断できなかったわけです」
伝「麻痺してたのか俺の鼻は」
伝の言い方に対して、中亀は肯定せず、機械的に、喋り続けた。
中亀「これは、かなりの量を吸い込んだと思われます、今の現状では考えられませんが」
ゴンさん「と言う事は」
神は思った。
ナイスパスだ。
中亀「はい、伝さんには、何も落ち度はありません」
ゴンさん「と言う事だ伝、理解したな」
伝「はい、わるかったな中亀」
中亀「はい」
中亀は思った。
やっとですか、疲れますね。
これだから、体育会系は。
しかし、この場所で何があったんでしょうか。
わかりません。
謎です。
だが面白いですね。
神、どうやら少しは、つかえるみたいですね。
だが、まだまだです。
もっと使えるなら私の下僕として飼ってもいいですが。
まだ様子見ですね。
神あなたは、私の下僕達よりも優秀ですか、見させてもらいましょう。
私を失望させないでくださいね。
神は中亀に評価されていた。
その評価は悪くはないが、まだまだみたいだ。
頑張れ神、頑張れ、頑張れば、明日はホームランだ。




