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世の中を笑うやつらがそこにいる  作者: なんだかなぁ
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第三十一章 白石と大狼

タイトルの章が抜けていたので追加しました。

 小鹿は笑いながら言った。

 

 小鹿「大変な事になっちゃいましたね」

 

 中亀は冷静に言った。

 

 中亀「これは、実に興味深いです」

 

 伝は思った、こいつら、楽しんでるな。

 

 そうこれは、実に複雑な関係なのだ。

 

 白石、この男は、昔から女にもてる、しかもいい女にだ。

 そういう能力の持ち主だ。

 だが、その為男とは仲が悪いし、暴力を振るわれる事も。

 それで、女と遊ぶから。

 女の腐ったのだの言われるのは、日常だ。

 もともと外では、遊ばず、本など読むのが好きな白石は、力が弱かった。

 白石は考えた。

 自分は、大きくなっても、ずっとこうだろう。

 それなら、もう男は、考えない事にして。

 女に、そう強い女に守ってもらおうと考えた。

 彼のまわりには、実は大狼がいたのだ。

 彼は言った。

 子供の時だ。

 僕がたぶん結婚するのは、大きくなっても強い男達から僕をしっかり守ってくれる女の子だと思う。

 これを、大狼に言ったのだ。

 白石にとっては、大狼は、女から、逃げるのにも役に立った。

 だから、本気で思っていたのだ。

 結婚してもいいと。

 だが白石は頭がいい、保険として、たぶんと言っておいた。

 

 それを、聞いた、大狼は、さらに強くなる事を、決意した。

 そう女どころか、男からも恐れられる存在、だが、白石だけは、普通に自分の相手を、してくれる。

 大狼は、実際単純なのだ。

 実は白石は、大狼に対して、何故か恐怖を感じなかった。

 白石は、大狼には、免疫のようなものがあった。

 そして、大狼は、父親が格闘家なので、無理せずに、強くなっていった。

 父親も、訓練は身長が伸びなくなるなものは、さけ強くしていった。

 重い物を使ったトレーニングは成長のさまたげになる可能性がある。

 発達しすぎた筋力も身長が伸びるのを、さまたげるのだ。

 そうやって大狼は、大きく、とんでもなく強くなって言った。

 勉強はできないが、高校も白石の助けで同じ高校になんとか入学できた。

 本来は、白石がビジネスをやり、大狼はボディガード、これが理想だった。

 だが。

 

 ある時、白石が女と歩いていた時に事件が起こった。

 その女が3人の男に襲われたのだ。

 女とは、単なる知り合いだが。

 その女は、世間では、美女と呼ばれるランクの女だった。

 白石は、助けをこう女に対し震えてるだけだった。

 だが、そこに男があらわれた。


 その男は、男3人をあっというまに倒した。

 女はと言うと、男に礼を言って、すぐに去って行った。

 彼は、おせじにも顔が良くなかった。

 助けたからと言って、女が好きになってくれるとは、限らない。

 

 男は、震えてる白石に近づいてきた。

 白石は、思った。

 これは、胸倉をつかまれて、おまえは、女も守れないクズだ、何度言われたきたか。

 またそうなると思ったのだ。

 だが今回は違っていた。

 男は言った。

 悔しいか。

 悔しい、それは事実だ。

 自分の無力さが情けない。

 涙が止まらない。

 白石はうなずいた。

 声を出す気力もなかった。

 男は言った、そうか、それならお前は強くなれる。

 白石は聞き間違いだと思った。

 だが、男は。

 俺が、おまえを強くしてやる、俺についてくるか。

 今まで聞いた事もない優しくとても力強い声だった。

 差出した男の手を白石は、しっかり握っていた。

 声は出なかったが。

 男には、白石の思いはしっかり伝わっていた。

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