表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
世の中を笑うやつらがそこにいる  作者: なんだかなぁ
52/107

警察官物語―6

 伝以外は、みんな、そう思った。

 

 志田「鑑識とかも、遅いな」

 

 これは、志田の本音だ、遅い。

 

 鑑識には、調べてもらわないといけない、さっきのペットボトルの酒とかだ。

 

 子供が誘拐されて、いた場所の指紋なども大事な証拠だ。

 

 白石「そういえば、奥には、言ってないけど、どうする」

 

 白石も警察官として気になってるのだ。

 

 伝「無理だろう、死人が出るかもしれないぞ」

 

 伝も気になってるが、これは、奥は視界が悪く、何が有るかわからないからだ。

 

 しかもアルコールだろうと充満してたら、呼吸ができるかどうかもわからない。

 

 そう、できなければ、死ぬ。

 

 人とは、そういうものだ。

 

 やばいと思って帰ってこられればいいが。

 

 たいがいは、そう思う前に倒れて死ぬ。

 

 志田「現状は連絡したから、上が判断するだろう」

 

 最悪な場合、特殊装備がいるかもしれない。

 

 神「それに、まだ何かあるかもしれないからな」

 

 何かとは、罠の話だ、今の現状が異常だからだ。

 

 これを、誰が何の目的でやったかわからない。

 

 目の前のは餌で、本当の罠は奥にあるかもしれない。

 

 やはり、うかつな事はできない、志田は考えていた。

 

 伝「これ以上何があるんだ」

 

 これは、もう、勘弁してくれってことだった。

 

 伝も志田と同じ様に考えていた。

 

 神「ふっ、化け物がいるかも」

 

 みんな、ドキッとした。

 

 白石「化け物、化け物は、こいつらで、もういらないぞ」

 

 何か言わないとと思って、白石も言ったが、不安は隠せない。

 

 志田「ああ、そうだな」

 

 とりあえず、返事をする志田、何も言わないと、余計不気味だからだ。

 

 すると奥から声が。

 

 洞穴から聞こえるような声だった。

 

 ?「おーい、酒は、もうないのか」

 

 全員の背筋が凍る。

 

 伝の声が震える。

 

 伝「だ、誰か、誰か、奥にいるのか」

 

 白石も声がおかしい。

 

 白石「酒、酒だと、なんだ、なんだ、何が起こってるんだ」

 

 志田の声も震えていた。

 

 志田「だ、誰か、誰か、奥で飲んで、るのか、おい」

 

 ?「おーい、酒はもうないのか」

 

 すると神が。

 

 大きく強い口調で言った。

 

 神「酒はもうないぞ」

 

 すると声が。

 

 ?「なんだ、終わりか」

 

 大きく強い口調で言った。

 

 神「終わりだ、終わりだぞ」

 

 やがて、今まで、悪かった視界が徐々にだが、視界が良くなってきた。

 

 白石の声が震える。

 

 白石「おい、おい、おい、あ、あれって」

 

 伝は緊張して口が止まらない。

 

 伝「まさか、まさか、まさか、まさか、まさか」

 

 志田は恐怖でまともに喋れない。

 

 志田「ほ、本当か、あ、あれか、おい、あ、あれなのか」

 

 神だけが普通だった、さすが神だ。

 

 神「ああ、あれだ、まちがいない」

 

 みんな、その先を、言うのを、待った。

 

 「ゴクリ」

 

 誰かが唾の飲む音が聞こえた。

 

 神「妖怪だ」

 

 ここで、ドラマなら、音楽が流れるが、ドラマでは、ないので音楽はながれない。

 

 白石の声は震えている。

 

 白石「よ、妖怪、おい、妖怪がやったのか、これ」

 

 それは、徐々に良くなっていく視界の事だ、今考えられない事が起こってるのだ。

 

 今では奥もわずかだが、見える。

 

 伝の声は震えていた。

 

 伝「し、しかし、しかしだ、なあ、上が、上が、信じるか、なあ、なあ、なあ」

 

 今にも神に掴みかかりそうな、雰囲気だ。

 

 神「俺を誰だと思っている」

 

 低い声だった。

 

 神の発言だった。

 

 志田の声は震えていた。

 

 志田「神、おまえ、おまえ、おまえ、まさか、まさか」

 

 神「ああ、動画に撮ったぞ」

 

 神の発言だった。

 

 白石が震える声で言った。

 

 白石「き、聞かせてくれ、いや、き、聞かせてください、神様」

 

 伝の声も震えていた。

 

 伝「神様」

 

 志田の声も震えていた。

 

 志田「神様」

 

 神様が生まれた瞬間だった。

 

 神「ああ、わかった」

 

 低い声だった。

 

 これは、みんな怖いもの聞きたさ、怖いが聞きたいのだ。

 

 ここからは神様の再生が始まる。

 

 志田「だ、誰か、誰か、奥で飲んで、るのか、おい」

 

 ?「お〇△、酒は〇△◇いのか」

 

 神「酒はもうないぞ」

 

 ?「な〇△、終〇△か」

 

 神「終わりだ、終わりだぞ」

 

 白石「おい、おい、おい、あ、あれって」

 

 伝「まさか、まさか、まさか、まさか、まさか」

 

 志田「ほ、本当か、あ、あれか、おい、あ、あれなのか」

 

 神「ああ、あれだ、まちがいない、妖怪だ」

 

 白石「よ、妖怪、おい、妖怪がやったのか、これ」 

 

 再生が終わった。

 

 伝の声は震えていた。

 

 伝「おい、声が」

 

 白石の声は震えていた。

 

 白石「ちゃんと、ちゃんと、録音されてないぞ、どうなってるんだ」

 

 志田の声も震えていた。


 志田「これ、おい、おい、かえって、不気味だぞ、怖いぞ、おい、怖いぞ」

 

 声は、ちゃんと何か喋ってるが、よくわからなかった。

 

 神「これは、人間の耳には、聞こえないものがはいったんだな」

 

 伝の声は震えていた。

 

 伝「ど、どういう、どういう事だ」

 

 神「俺達に聞こえない音があって、それがまざってこうなったんだ」

 

 志田「まざる」

 

 白石「まさる」

 

 白石は間違えた、だが、これは恐怖で上手く口が動かないのだ。

 

 みんなも、普段は突っ込むが、何も言えないでいた。

 

 白石は、なんとかがんばっていい直した。

 

 だが、声は震えていた。

 

 白石「ああ、まざるだった」

 

 神「機械は、俺達がわからない音も拾ってしまったんだ」

 

 白石は震える声で言った。

 

 白石「解析すれば」


 神「ああ、わかるかもな」

 

 それを、聞いて、神以外は、少しだけ気持ちが落ち着いてきた。

 

 だが、神は仲間にこう言ったが、考えていた、とっさにああは言ったが、そうか、どうかは、わからない、だが、これから、奥も調査をするのに、これ以上、みんなを、怖がらせるのは、良くない。

 

 これが神の判断だった。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ