表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
世の中を笑うやつらがそこにいる  作者: なんだかなぁ
50/107

警察官物語―4

 伝「そうか、そうか、ならいいぞ」

 

 伝はすごく優しかった。

 

 神「勘違いか、あるぞ、あるある」

 

 神もすごく優しかった。

 

 志田「そうそう、誰でも勘違いぐらいあるある、あるよな」

 

 志田もとっても優しかった。

 

 白石は命拾いをした、だから、何か言ってみた。 

 

 白石「オボンはないけど、紙コップはあるんだが」

 

 単なる軽い話題のつもりで、これなら、何も起こらないと思ったのだが。

 

 神「ふっ、こいつらには、無理だな」

 

 神の発言だった。

 

 「ズキューン」

 

 ときた。

 

 背中から撃たれた感じだ。

 

 伝「ああ、そうだな」

 

 伝はイラッとしていた。

 

 白石「なんか、落ち込むんですけど」

 

 白石は自滅した、頑張れ白石、明日はホームランだ。

 

 志田「気にするな、こいつらが規格外なんだ、化け物の事は忘れろ」

 

 化け物の話に、異様で、変な流れになったので。

 

 神「そういえば、曙はどうしたんだ」

 

 神は、その流れを切った、さすが神だ。

 

 志田「車があったみたいで、そっちを見てるぞ」

 

 伝「しかし、切ってやりたいな」

 

 伝の言葉に神が反応した。

 

 神「おい、それは、アベちゃんだぞ」

 

 伝「アベちゃん、それってテレビの画面から出てくるやつか」

 

 この伝の発言が全ての始まりだった。

 

 志田「それは、さっちゃんだろう」

 

 伝「さっちゃんって、バナナが好きなやつか」

 

 白石「さっちゃん、バナナの好きなさっちゃんの話は止めろ」

 

 何故か、突然切れる白石、様子がおかしい。

 

 とりあえず、白石から距離を取る、3人。

 

 伝は白石に気を使って、離れて、小声で聞いた。

 

 伝「おい、バナナの好きなさっちゃんと白石に何があったんだ、俺には、想像も検討もつかないんだが、教えてくれ」

 

 志田「実はな」

 

 伝は思った、何、本当にあるのか、バナナの好きなさっちゃんと白石に何か関係が、もうわけがわからなくなっていた。

 

 ふと思い浮かんだのは、有名なセリフ、神よ我を導きたまえ。

 

 だが今は、志田の話を聞かないと。

 

 志田よ我を導きたまえ。

 

 聞かないと、やはりあれを使うしかない、デン・イヤー、聴力200%、気持ちだけだが、集中する事にした。

 

 志田の話が静かに始まる。

 

 志田「バナナの好きなさっちゃんは、白石に金を、みつぐだけ、みつぐだけ、みつぐだけ、みつぐだけ、みつがせて、金が無くなったら、あっさりと白石を捨てた女だ」

 

 衝撃の発言だった。

 

 伝の鼓動は激しくなった。

 

 「ドクン、ドクン、ドクン、ドクン」

 

 爆弾発言だ。

 

 伝の中のさっちゃんのイメージが。

 

 「パリ、パリ、パリ、パリン」

 

 粉々に砕けた瞬間だった。

 

 伝「えー、そんな事があったのか」

 

 これは、もちろん声のトーンは落としている。

 

 白石には、聞こえていないはずだ。

 

 志田「ああ、ちなみに、さっちゃんは」

 

 伝「さっちゃんは、なんだ」

 

 伝は、思った、まだ、何かあるのか、これ以上いったい何が。

 

 伝は、思った、これ以上は考えられないぞ。

 

 そして、その真実に自分は耐えられるのか。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ