第二十四章 信頼
やつらが、メアリーの部屋に向かいます。
そして、ワシがメアリーに話かけます。
ワシ「おい起きろ、もしもし、朝ですよ、もしもし、起きてください」
メアリーが目を覚ます。
メアリー「ん、んん、んん、んん」
でも自体が理解できないので、そのうち。
メアリー「あ、あ、あ、あああああああ、何、どうなってるの」
メアリーはパニックになっていた、だが、やつらは、動じない。
ワシ「ああ、わかるよ、動揺するのは、わかるよ、俺だって、そうなるだろう、でも、そろそろ、落ち着いてくれないか、なあ、大事な話ができないから、それと叫んでも、ここは、俺達以外、誰にも聞こえない、そういう場所だからな、なあ、おまえら」
サメ「そうそう」
ヒョウ「だよね」
メアリー「え、あなた達、誰、誰なの」
ワシ「俺達か、俺達は、おまえさんを、おまえさんを、だな、さらった人達だ、そう、おまえは、さらわれたんだ」
メアリー「さらわれた」
サメ「そうそう、さらわれたんだよ」
ヒョウ「そうそう、さらわれたのね」
メアリー「あああああああ、なんで、どうして」
ワシ「まあ、言いたい事は、あると思うが、先にこっち話を、聞いてくれ」
メアリー「あああああああ」
「バーン」
男は床を、叩いた。
メアリー「ひっ」
メアリーは静かになった。
ワシ「静かになったな、それでは、俺達と、お嬢ちゃん、人と人で大事な物があると思うんだが、何だと思う」
メアリーには、言ってる意味がわからなかった。
メアリー「・・・」
ワシ「わからないか、それはな、信頼だ、俺は信頼って物を、大事にしてるんだ、わかるか」
メアリー「し、信頼」
ワシ「そうだ、じゃ俺達の信頼って何かわかるか」
メアリーには、言ってる意味がわからなかった。
メアリー「・・・」
ワシ「俺達の信頼はな、そのアイマスクだ、わかるか、今は手を縛っているが、話が終われば、手の縛りは解く、何故かわかるか、それは、お互いに、面倒は嫌だからだ、食事やトイレ、おまえも、目が見えないと困るだろう、何を、するのも」
確かに、見えないと不便とメアリーは思った。
メアリーは、うなずいた。
ワシ「だよな、だからアイマスクなんだ、それは、この部屋で一人の時は、外してもいい、但し、この部屋から出る時は、つけてもらう、トイレの中でも、外してもいい、ようは、俺達の顔さえ見なければ、いいわけだ、簡単だろう」
メアリーは、うなずいた。
ワシ「よしよし、わかったみたいだな、但しだ、約束を、破って、俺達の顔を、見たらどうなるか、それは、俺にも、お嬢ちゃんにも困った事になる、わかるか、そうなったら、俺はお嬢ちゃんの目を潰さないといけない、それも両目ともだ、でもまだ心配だ、実は俺は気が小さいんだ、そうなったら、喉も潰して、喋れなくするかもしれない、でもな、俺は、それでも心配なんだ、俺は気が小さいんだ、だから、怒られるかもしれないが、お嬢ちゃんを、消さないといけないかもしれない、それは、お互い困るよな、なあ、俺達も怒られるのは嫌だしな、わかるだろう」
メアリーは震えながら、うなずいた。
ワシ「だろう、だから、お互いの為にも、アイマスクを取って、俺達の顔を見ない事を、すすめるわけだ、俺達の信頼がしっかりしてれば、お嬢ちゃんも、又お友達と会って、おしゃべりができるってわけだ」
今メアリーがピクットしたのです。
ただやつらは、特に何も感じなかったようですね、たぶん、脅かしすぎたと思ったかもしれないです。
ワシ「ああ、それとだ、俺達の声は機械で変えてるからな、覚えても無駄だ、例えば、こんな風にな、なんちゅう事してくれるねん、おまえ、俺の番組潰すきか、とか、おまえ、ええかげんにせいよ、わかっとんのか、とか、僕、僕、知ってるんです、こいつは、本当は、いいやつなんです、とか、ゴメスと呼んで、とかな」
サメ「そうそう、だまりなさい、とか、怒っちゃやよ、とか、あかんやないか、あかん、あかん、それは、おまえ、あかんわ、とか、出ませんでした、とかな」
ヒョウ「そうそう、なあ、聞いた、とか、えー、そんな事、言ってんの、とか、おまえ、そんな事言って、人ほめてもなー、なんも出えへんぞ、とか、おだまりアインシュタイン、とか、ねえ、これ知ってる、とかね」
メアリーは思った、どれもテレビの番組で出てくるような、芸能人の声だった、どこまで本当かわからないが。
ワシ「じゃ、今から、手の縛りを解くからな、くれぐれも俺達の信頼を壊さないでくれよ」
サメ「頼むよ」
ヒョウ「頼むわね」
そして、メアリーの手は、自由になった。
しばらくして。
ワシ「じゃー、俺達は、ここから出ていくからな、そこにパンと飲み物を、置いてるからな、好きな時に食べて、飲めばいい、トイレに行きたくなったら、ドアを開けて、外には出ないで、アイマスクをつけて呼ぶんだ、そうしたら、そっちに行くからな、ちなみに、その部屋は、ドアが閉まってたら、こっちには、何も聞こえないからな、俺達がいなければ、すきなだけ叫んでいいぞ、叫び放題だ、ハハハハハハハ」
そして、男達は出て行った、ドアを閉めて。
閉めると、結構な音が鳴った。
「ガチャン」
こいつらは、最悪です。




