チーズではなくオランデーズソースだそうです。
お母様とお父様に挨拶をして、椅子に座ってご飯が来るのを待つ。
今日のご飯はなにかなぁ?
「お待たせいたしました。エッグベネディクトでございます」
……見た目が綺麗!
とろりととろけているチーズが食欲をそそる!
ハムも美味しそう。
ぱくり。
……ん?チーズ?
農耕なバターの味がします。チーズじゃないですねこれ。
「これはチーズではないのですか?」
「こちらは、チーズではなく、オランデーズソースというものです。バターとレモン果汁と卵黄を使用しております」
なるほど!だから濃厚なバターの味がするのですね!
美味しいですぅ。
「料理長さん。オランデーズソースではなく、チーズを使ったバージョンを作ることは可能ですか?」
チーズバージョンが食べたいのですじゅるり。
これは美味しいです。絶対に美味しいです。太鼓判押します。
「大丈夫ですよ。作って参りますね」
「はい!お願いします!」
やった!チーズバージョンも食べられる!ちょっとお腹は心配だけど、まぁいけるさ!
「ふぅ、お父様はお仕事に行ってくるよ……」
お?ため息をつきながらお父様が椅子から立ち上がった。
お仕事ですか。頑張れお父様!
「お父様!お仕事するお父様はかっこいいです!頑張って!」
「うん!頑張るね!」
うっきうきとお父様はお仕事に行きました。
お父様を迎えに来ていた秘書さんが、「花奈様ナイスです」って褒めてくれたよ!
ふふん。花奈ちゃんはナイスです!
「どやって顔した花奈ちゃんは可愛いわぁそう思わないかしら朝霞」
「そうでございますね。無意識に旦那様を手のひらで転がしているお嬢様は将来、悪女のようにならないことを願うばかりです」
ふふふん。お父様のお仕事行ったし。私は何しようかな。
あ、まだエッグベネディクト~チーズバージョン~が来てない。
危ない危ない。料理長さんが作ってくれているのに、部屋に帰ろうとしてた。




