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平凡が目標です  作者: 黒猫姫にゃお
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欲しいものはどこですか。

ちょっと長くします。



「……とも、だち?」


え?なんかお母様も男の子もぽかーんとしてるんですが。

そんなに驚くことでしたかね。


友達が欲しいなんて。


どこかおかしかったかなぁ。


「花奈ちゃん」

ぎゅっと私の手を握ってお母様が真剣な顔で言う。

「友達が欲しいのね?」

「うん!」


当たり前です。お友達が欲しいです!!

「…そう。少し待っててちょうだい?花奈ちゃんにふさわしいお友達を紹介するわね?」


…?

私にふさわしいお友達?

まぁできるのなら!喜んで!

「いいよ!」



男の子は、「では、お母様が待っているのでここで失礼します」と言って帰って行った。


なんか、5歳のときよりも爽やかさんになりましたねぇ。時の流れはすごい。

かっこよかったね!ってお母様に言うと、お母様は「あらあらうふふ」と笑っているのに目が全く笑っていないという凄技をしてきました。

え?なんかダメなこと言った?


はっ!そんなことよりポテチです。


朝霞さんがカゴを持ってくれて、私が商品を見て回ります。

お母様はお母様専用のボディーガードさんたちを連れて、休憩所に行った。紅茶を飲んでくるらしい。

優雅ですね……。


「花奈様。欲しいものは見つかりましたか?」

「え、うーん」

ポテチが欲しいのだけれど、全く見当たらないんだよねぇ。


あるのはすっごく美味しそうなチョコやクッキー。

……ポテチは?


あ。あった。

いろいろな味がある!明太マヨ?のりしお?エビ?

チョコがかかってある!すごい。


「こちらですか?」

ガサっと持たれた明太マヨとうすしおとのり塩とチョコタイプ。


え、どうしよう。

いや、気になるから全部食べよう!

「うん!」


さて。あと他に食べたいものはどこだー?


あと他の食べたいものも見つけました。


あと輸入品のすっごく高そうなクッキーとチョコ買いました。

気になっちゃって見てたら朝霞さんがカゴに入れてた。


「本屋さんに行きたい!」

ふと。そう思った。そうだそうだ。本が欲しい。

もうこの際、要る物全て買おう。


「書店はここの2階ですね参りましょう」

「はーい」

やった!本だー!!!



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