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平凡が目標です  作者: 黒猫姫にゃお
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時は流れて花奈ちゃん7歳!!

はい。花奈ちゃん7歳です!ぴーすぴーす。


あのあと、私は熱を出した。そして寝込んだ。そのせいでお父様もお母様もいままで以上に過保護になり、私は家から出れなくなりました。


まぁ、嬉しいのですが。私も自ら進んで引きこもっています。


ですが、今日は着飾らなければいけない理由が。

それは殿下の誕生日だから。王家の次にお金持ちの我が家は必ず出席しなければならないらしい。お父様もお母様も必死で抵抗してくれたらしいけれど、無理だったそうだ。


謝られた。


そんなこと言われたら、罪悪感でいっぱいになって行くしかないじゃないか。だって、王様が一番偉いのに、その王様の言うことに意を唱えたんだ。すぐに怒る王様だったら、反逆罪とかで処分されるのに。

だから私はドレスを着て馬車に乗り、王城へ行く。



うぇ、緊張で吐きそうだ。



ここ2年間、我が家から出てもいないし、我が家に働いている人たちやお父様お母様以外とは会っていない。久々に人と会うのが殿下の誕生日パーティーって……。絶対に人多いよこれ。


帰りたぁい。

帰って、にゃんこちゃんを愛でたい。


ん、あぁそうそう。私が寝込んでいる間に、お父様は約束通り、にゃんこを買ってくれた。


黒にゃんこでした。


すっごくかわいいんだ!名前はね。にーちゃん。『にー』って鳴くから。

もうね、ほんっとかわいいんだ!かまってちゃんです。もうほんとかわいい!




あー、会いたいなぁ。

まだ誕生日パーティー、始まってないけど、帰りたい。



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