罰ゲーム、ではありませんでした。
さっそくブックマーク登録ありがとうございます!!嬉しい!!
驚いて真っ白になっている間に、銀髪美人さんにおむつを替えられた。
なにこの罰ゲーム。
え、これからもあるの?え、うそでしょう!?
と、思った時期もありました。
「はーい、花奈ちゃんご飯ですよぉ」
私は元気に差し出された哺乳瓶の先端を口に含んで吸う。
どうやら、この銀髪美人さんはお乳があまり出ないようで。
『本当は、わたくしのお乳で育てたかったのだけれども……ごめんなさいねぇ』
と言っていた。
いや、まぁ、お乳差し出されてもさすがに……。
「おむつを替えましょーね」
もぞもぞと触られる。
まぁ、いいや。
だって、考えてみてほしい。私は生前、病弱で病院暮らしだった。
そして、よく身体が動かない時もあった。そんなとき、誰が私の世話をしてくれたか。
看護師さんだ。まぁ、もちろん女の人なんだけれど。
だから、私は慣れていた。もう、どんとこーいくらいな感じで。
「それにしても、花奈ちゃんはあまり泣かないわねぇ」
それはそうだ。
え、泣かなきゃいけないのだろうか?
赤ちゃんは泣くのが仕事ってどこかで聞いたことがある。
泣きたくもないのに泣けるかな。