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平凡が目標です  作者: 黒猫姫にゃお
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涙って驚いたら止まるんですね。


涙を流していると自覚したら、次々と流れる涙。

止まらない。止められない。


「ふぅ……っ!!」


お父様とお母様がおろおろとしているのがぼやけた視界の中、見えた。


止めなくちゃと思っていても止まらない涙。



パパ……。

ママ……。

先生……っ!!


会いたいの。

会いたいの。


なんで私だけここにいるの?

なんで先生はここにいないの?

なんでパパもママもいないの?


いまね、こんなに元気なの。パパとママに見せたい。先生を驚かせたい。


「にゃ……」


にゃんこ様が泣いている私を慰めるようにふさふさの尻尾を頬に当ててくれる。でもね、ごめんね。


「失礼」


そんな声とともに、私は温かいぬくもりに包まれた。


安心する。

なんで?

だれ?


「泣き止んだかい?」

顔を上げると、金髪碧眼の美少年が。


びっくりしすぎて涙止まった。




え、誰ですか。

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