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( 'ω')ふぁっ
ふっと、光が見えた気がした。
それに、何となしに触れようと手を伸ばした。
むずむずする。
「ふぇっ」
、あれ、声が聞こえる、だれ?
「あらあらわたくしの可愛い子。どうしたのかしらぁ?」
その声と共に、私は浮遊感を覚えた。
え、浮遊感?
「お腹減ったんですの?それともおトイレ?」
さわさわと全身を触られる。
ちょ、くすぐったい!!
目、開きたい。
「あら、まだおねむさんなのぉ?可愛いお目目が見えないわぁ」
ちょ、私をくすぐってくるこの人だれ?
私は目を開けた。
「あら、おはようわたくしの可愛い子」
「!?」
なになに、なんで目の前に銀髪美人さんが!?
「だえ(だれ)」
!!喋れない!
「かわいいわぁ、花奈ちゃんほんとかわいい!!天使だわぁ」
あらあら、手をにぎにぎして可愛いわぁ、と言ってる美人さんを無視して自分の手を観察する。
小さい。
ぷくぷくしてる。
もしかして。
私、もしかして、赤ちゃんになってるの!?
( 'ω')ふぁっ