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平凡が目標です  作者: 黒猫姫にゃお
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4話

あけましておめでとうございます。本年もよろしくお願いします。



逃げられないと分かった瞬間、視界が暗くなっ、るのを舌を噛んでなんとか意識が飛ばさないようにする。



「あぁ唯ちゃん、舌を噛んだらダメだよ?」



この男は、婚約者様じゃない。婚約者様はこんな狂気が宿った瞳で私を見ない。



「あなたは……誰?」



ぽろり、と口からこぼれた疑問。


「唯ちゃんのことが愛しくて愛しくて唯ちゃんを独占したいただの一人の男だよ」


にこり、と笑う男。

やっぱり笑い方も婚約者様の笑い方じゃない。


こんな男が婚約者様じゃない。



やっぱり、逃げなきゃ……頑張って逃げなきゃ……、!!!




ガチャリ。




無情な音が、部屋に響く。




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