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平凡が目標です  作者: 黒猫姫にゃお
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聞いたことがありますです。



食堂について、空いてた椅子に座る。スタッフさんがオーダーを聞きに来るまでひまです。


「そういえば、さっきスマホ見ながら嬉しそうにしてたけど……まさか腹黒野郎から!?」


向かいに座った里桜ちゃんに聞かれる。

……なんでそんなに我が婚約者様を嫌うのか……。

まぁ、仕事押し付けられていたら嫌いになっちゃうのかなぁ。まぁ、それはまた婚約者様に会ったときに怒っておきますので、大丈夫かと思いますけれど……。


そんなに嬉しそうにしていたかな?自分じゃわからないなぁ。嬉しいのは嬉しいのですよ?なんせこのウエディングガチャは1年に1回しか開催しない限定ものなのです。6月の何日間かしかしないのです。

欲しいキャラがいてもガチャから出なかったら、また来年まで持ち越しになっちゃうのです。


それは悲しいのです!!


「いや、私がハマってるスマホゲームからお知らせが来たの」

「お知らせ?」

「そう、ウエディングイベントとウエディングガチャが来たってお知らせ」

あ、スタッフさんが来た。

唐揚げで。

里桜ちゃんは、なにか難しい名前のものを注文している。カタカナすぎて全く聞き取れないし、どんな料理すらも想像ができない。


まぁ、食堂にあるっていうことは美味しいってことで。


……唐揚げまだですかね。


「あ、どこかで、友達とかにガチャ引いてもらったらいいのが出るって聞いたことがあります!ということで、里桜ちゃん引いて!」

はいっ、とスマホを渡す。


さぁ、引いて下さいな!一息に!なにか里桜ちゃんの顔が引き攣っていますけど、大丈夫ですか!?


でもとりあえず引いて下さいませ!

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