表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
平凡が目標です  作者: 黒猫姫にゃお
128/154

里桜ちゃん!いました!



「里桜ちゃん!!」


教室についた瞬間に、名前を呼ぶ。


「はい!」




……いや、返事だけでいいのです。なんで跪いているの……?




いや、あの……?

へ、え?


「……く、首とか……体とか大丈夫ですか?」

無視です!もうだめです。ツッコミが追いつきません。

ツッコミを放棄します!!


「大丈夫です!むしろ暴走してしまってごめんなさい……もう、あれは病のようなものなのです」

「いえいえ……。」



「病、なのですか?だ、大丈夫ですか!?」

病だなんて!大丈夫なのかな?症状はどんな感じなのかな。おろおろと里桜ちゃんを見つめる。


きちんと、里桜ちゃんのお、お友達として分かっておきたい。

また起こっちゃったときの対処法も知りたいなぁ。


と、友達だし。

うー照れる。


「……かわいい」

「へ?」

何か言いました?


「大丈夫です。ただ単にさっきみたいに暴走してしまうだけなので、」

「なるほど。対処法とかないのですか?」

なにかさっき聞こえた気がしたけれど、気のせいだったみたい。


「対処法……ですか……。あー、さっきみたいに昏倒させたり……そうですね、花奈様が慣れてくれれば……」


こ、昏倒させるのは無理だから……。慣れるしかない……?

慣れるかな……?


「頑張ってみますね!」


里桜ちゃんの暴走に慣れるように頑張ります!!

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ