ものすっごく褒められました。
1万PVありがとうございます!!嬉しすぎて更新しちゃいましたw
「紹介、ですか」
紹介と言われても、お母様の近くには誰もいない。
部屋で紹介するのかな?
「お母様、お部屋でその方とお会いするのですか?」
「え?」
私の言葉に、不思議そうに首を傾げるお母様。可愛いわぁ。
それからお母様は、ハッとして勢いよく後ろに振り返ると、
「っもう!!」
と怒りながらどこかへ行ってしまった……。
えぇ、私はどうすればいいのか。ここで待っていればいいのか、
あ、朝霞さん探そう。
キョロキョロと探す。もちろんこの場所から動いてないよ!!お母様が来て、私がいなかったら困るもの。
あ、いた。
朝霞さんを見つけたと同時に、朝霞さんも私を見つけたようで、こちらへ来てくれる。
「花奈様。お誕生日おめでとうございます。本日お召しのドレス、とてもお可愛らしいです」
照れる!でも、こんなふりふりの乙女ちっくなドレス着た私より、朝霞さんの方が綺麗なんだけど!
今日の私の誕生日パーティーは、貴賎問わず、私の誕生日を祝うために開かれているため、我が家の使用人たちも正装して参加している。
その中でも、朝霞さんは別格だった。
もっのすごく綺麗なのだ。
なんていうのか。
朝霞さんの髪も瞳も漆黒のようにきらきらと輝いていて、美人さん。
そんな美人さんが、深い青のドレス。
夜のお姫様みたい。と、いうか精霊さんみたい。
「ありがとう!でも朝霞さんの方が綺麗だよ!」
「わかっていませんね花奈様。花奈様のような可愛らしい女の子が、薄青のふわりとしたドレスを身に纏えばまさに精霊そのもの。その銀髪の御髪も相まって、神秘的でございます」
照れるよ!!
ほっぺた熱い。




