31イベント2日目・掲示板
小説の書き方が分からなくなったので模索中です。少し短いですが今週は2回更新するのです許して下さい。
1.IN☆RAN☆紳士
やあ、紳士のみんな。
溢れ出る紳士力により公式掲示板にも紳士板(18禁)が立てられたぞ。
紳士のお約束三か条
・匿名版で立てること。ageはしてはならない。紳士たるもの慎み深さを持つべし
・R-17の制限をつけること。紳士たるもの幼女の悪影響になってはいけない。常に人生の規範となるべし
・差別発言いくない。紳士たるもの人種・性別を超えた友情を感じるべし。
次スレは≫970が責任を持って立てることをここに誓え
2.IN☆RAN☆紳士
1スレ目は【名無しの紳士】
2スレ目は【変態紳士774号】
3スレ目は【IN☆RAN☆紳士】
一体どこへ向かっているのか
3.IN☆RAN☆紳士
立て乙。前スレ埋め終わりました。
4.IN☆RAN☆紳士
1000は絶対に窪たんの前でポールダンスしろ
よ
5.IN☆RAN☆紳士
そういえば1スレ目はr-17ついてなかったよね?運営から注意きたのかな?
6.IN☆RAN☆紳士
それもある。けど荒らし対策が1番だと思われ
7.IN☆RAN☆紳士
初めての掲示板に何書いたらいいかわかんなくて暴走しちゃう。そんな時期が僕にもありました。
8.IN☆RAN☆紳士
≫1乙
イベント予選落ちたんできました。結局掲示板の名無し欄は公開非公開選択式になったってことでFA?
9.IN☆RAN☆紳士
スレチだからリンク貼っておく
【掲示板】匿名性についての考察
まとめると、運営が使用をほぼ明かしてないからまだ調査中って感じ
10.IN☆RAN☆紳士
匿名版・プレイヤー名そのまんま出る公式板・二つ名板の三つの存在がいまんとこ見つかってるゾ。
俺らが立てられるのは匿名版と二つ名板の二種類で、二つ名は実装前だからそっちのスレはプレイヤーAと適当にナンバリングされるゾ。匿名版は所謂掲示板で、使用はほぼ同じゾ。
11.IN☆RAN☆紳士
≫10
スレチだっつってんだルオオォン!
12.IN☆RAN☆紳士
スレチってか、そもそもこのスレってなんの話すんだよ…
13.IN☆RAN☆紳士
ゲームマナーについて
14.IN☆RAN☆紳士
猥談(直球)
15.IN☆RAN☆紳士
≫13みたいなつまんないスレする人マジでなんなの。嫌いっつーか、嫌いだわ
16.IN☆RAN☆紳士
≫15
俺はお前のこと愛してるぞ
17.IN☆RAN☆紳士
場所…イベント会場
対象…金髪和装美少女
結果…NTR
たぬきならいけるって言ってたやつでてこいヤァ!!
18.IN☆RAN☆紳士
特定した
19.IN☆RAN☆紳士
知ってる
20.IN☆RAN☆紳士
見てた。やっぱりここの住民かよ
21.IN☆RAN☆紳士
あれは分が悪かった
22.IN☆RAN☆紳士
つーか、イベント始まってもナンパしてる奴いたのかよ。現実では陰湿ハゲなのによーやるな
23.IN☆RAN☆紳士
陰湿ハゲとかいう最強の単語
24.IN☆RAN☆紳士
また毛の話してる…(AA略)
25.IN☆RAN☆紳士
バカか。おまえらバカか。
よく考えても見ろ。幼女や少女があんな殺伐としたイベントに好んで出るわけなかろう。
俺はそんな押せ押せでいけそうな気の弱い美少女を狙おうと思ったのだよ!
26.IN☆RAN☆紳士
見てなかったから聞くけど、どんな感じで振られたんだ?
27.IN☆RAN☆紳士
動画とったけどいる?
28.IN☆RAN☆紳士
モザイクたぬきとか汚物にしか見えなさそうなのでいらないです
29.IN☆RAN☆紳士
公式掲示板でも動画写真は自動でモザイク加工されるのか
30.IN☆RAN☆紳士
そりゃそうでしょ。
産業まだ?
31.IN☆RAN☆紳士
気落ちしてる美少女をナンパ
変な仮面野郎に横取り
死ね
32.IN☆RAN☆紳士
≫17の憎しみは伝わってきた
美少女のスペックは?
33.IN☆RAN☆紳士
ケモミミ金髪侍風和装コスプレ装備
34.IN☆RAN☆紳士
コスプレ……初期装備……あっ(察し)
35.IN☆RAN☆紳士
仮面男のスペック下さい(淑女)
36..IN☆RAN☆紳士
ファンタジーコート+執事服+オサレ帽子+懐中時計模様の仮面
37.IN☆RAN☆紳士
模範的なシメイヨツノ民だな。さすシメ
38.IN☆RAN☆紳士
さすシメとかお前生粋の変態かよ
39.IN☆RAN☆紳士
つまり、美少女を執事に奪われたってこと?
執事爆発しろ
40.IN☆RAN☆紳士
お姫様抱っこでな
41.IN☆RAN☆紳士
死ね(直球)
42.IN☆RAN☆紳士
もう、やってることがイケメン。死ね。
43.IN☆RAN☆紳士
イケメン執事にお姫様抱っこしてもらうとか、もう許せるぞォ!オイ!!
44.IN☆RAN☆紳士
年増姉貴オッスオッス!
ー・ー・ー
「コノカー、ちょっとこれ見てよ」
「なんです?……って、はぁ?!」
「やっぱり話題になってたな。つっても、もうこのスレ現行から3つ前のだからそんなに気にしなくてもいいと思うけどね」
そう慰めてみたものの、コノカには聞こえてなかったみたいで、『やってしまいましたー!』とベッドへダイブしてごろごろしていた。
イベント2日目。自由行動の日。
まだ7時にもなっていないのに元気なコノカさんに気づく様子を一切見せずに眠るシルルを横目に、僕はこっそりとコノカを取り続ける。あーあ、この低画質アンド短期間録画なんとかならねえかなぁ。早く課金してえ。運営ぐう無能。
「……撮ってるのばればれですよ」
「え?自撮り自撮り」
「嘘おっしゃい、ですよ!こっちにバッチリREDマーク出てますからね」
「えへへー。……ゆる、して?」
精一杯のシルルの真似でご機嫌を図る。
しかし『して?』と言った瞬間に側頭部に物凄い衝撃が襲ってきた。
「いてえ!」
「ナイスでーす、ウンディーネさん」
おい、なんでAOが自由に出てきてんだよ。ていうか、僕らに見えちゃってるんですけどいいんですか?
睨むと再び水球で殴られる。しばらくの睨み合い(物理)の末、アイルビーバックと無言を突き通しながらウンディーネはシルルの中に沈み込んでいった。これ以上睨み合ってたら確実にポンコツになってたな。
「すっきりしましたね。ギアリー」
「うん、なんか記憶がすっきりした気がするよ」
なぜ僕に同意を求めた。
シルルは
「それは大変ですね。もしかして、昨日約束したことも忘れちゃいましたか?」
「それは覚えてる。今日一日あらゆるものを奢るってやつだろ?」
「いえ、未来永劫奢るってやつです」
「それは忘れた」
あったとしても、絶対に思い出さない。
「それにしてもシルルさん起きる気配ありませんね。人の少ないこの時間なので、朝食から豪勢に屋台でもと思ったのですが」
「日本食はあらかた食べたからな。なんか珍しいものが食べたいな」
「フーフーとかありましたよ」
「フーフー?!」
それ日本人の何割が知ってるフードだよ。
説明すると、フーフーとはアフリカソウルフードで、芋を使ってつくる餅みたいな食べ物だ。ソースやシチューで食べると美味しいらしいぞ。
「あとは、まんばのけんちゃんですかね」
「そんな香川県の郷土料理なんて、それこそ日本人の何割が知ってるんだよ」
珍しくコノカがボケてるな。やっぱりイベントでテンションが上がっているのだろうか。実はというと、僕もこうして家族以外の誰かと泊まるなんてのは初めての体験だったからわくわくしてたのだけど、自分だけかと思って言うのは我慢してたんだよな。
ほら、女の子ってお泊まり会好きじゃん。慣れてそうじゃん。……それは偏見か。
それはともかく。
僕がコノカのテンションが珍しく高いことを指摘してみるとコノカは少し照れたようにはにかんでこう言ったのだった。ちょっと得意げに、けれど恥じらいもあって。
「えへへ。……ゆる、して?」
「ゆるしましょう」
美少女は格が違った。言葉に反応して頭をのぞかせたウンディーネも満足そうに無言で頷いている。そりゃそうだ。可愛いもん。
「まあ、ぶっちゃけこの辺にどんな屋台があるかなんて知らないので行ってみてのお楽しみになると思いますけどね。……それよりもギアリー、私いま、決心しました!」
「なにを?」
「顔を隠すのやめます!」
「おお!」
「そして服装に『課金アバターです』って札提げときます!」
「台無しだ!」
可愛い和装が台無しじゃないか!というか、そんな自然な造形の課金アバターがあったら問答無用で多くのプレイヤーに選ばれてますから。町中コノカだらけになりますから!
「3年かけて整えました!」
無理があります。それを押し通すには、ふんすってドヤ顔しても御し難い大きな壁があるから。いや、手に腰を当てても……あれ?そのポーズすげえかわいい!
耳がピクピク得意げに動いているのが最高にツボなんですけど!
まあ、人形にツボなんてないんだけどね!
……。
……はい、閑話休題入りまーす。
「まあ、顔はさておいたとして。服装はどうするんだ?」
「買いました」
「たった一週間でそんな可愛いデザインのものをか?」
「か、可愛いだなんてそんな……」
やだかわいい!押し切られちゃいそう!むしろ僕が押し切っちゃう!
しかし、自分で言ってて無理だと思ったのかコノカは得意げな表情から一転、しょんぼりしたような渋々といったような表情でわかりやすく落胆する。
「……まあ、無理ですよねー」
「そろそろ割り切っちゃいなよ、ユー」
「じゃあ、フードはそろそろ暑苦しいので止めます。その代わり」
「その代わり?」
「私のこと頼みましたからね、ギアリー」
しん、とこちらを真っ直ぐ見つめてお願いするコノカ。昨日の視線の暴力を思い出したのか目は少し潤み揺れている。儚可愛いはシルルの特権だと思っていたが、コノカは普段気丈だからこその庇護愛が湧いてくると言うか、なんというか。
もう、言葉では処理できないっす。
女性との付き合いの経験0人の名は伊達じゃないっす。とりあえず今言いたいことはただ一つ。
「「ここで告白イベントとは」……なんて、まさか言わないですよね?」
言うつもりでした。といいますか言ってしまいました。
見事にセリフを被せられた。
じとーっとベッドにうつ伏せに寝転がったコノカがこちらを見てくる。
ぺちぺち。ぺちぺち。
裸足のコノカが足をぶらつかせて互いの足首でぺちぺちする。
じとーっ。ぺちぺち。
ぺちぺち。
「何か言ったらどうです?」
「式はいつ挙げようか?」
「爆ぜてください」
彼女は呆れたように軽く笑った。
次は月〜金のどこかで投稿です。




