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うじむし38 しでむし07





 どうして俺に18000ものポイントがあるかは分からないが、これが転生特典、いわゆるチートというものなのだろう。


 もっと早く気付いていれば、俺は虫の家族を失わずに済んだかもしれない。

 そう思うと悔やんでも悔やみきれない。


 だが、それで後悔して立ち止まっている暇は俺にはない。

 こうしている間にもあのバケモノは誰かを殺しているかもしれないし、強くなっているかもしれないんだ。


 俺が出来るのは、家族の無念を晴らすために強くなること。

 あのバケモノよりも、もっと早く、強く、高みに至る為に。


 そうして、俺は18000ポイントを全てスキルに交換した。

 取り合えず、生き延びる為に必要そうなもの。復讐の役に立ちそうなもの。

 ポイントで取れる範囲のものは全部だ!




《ステータス》


名前:虹川 颯太

レベル 1

種族:プリズムビートル


HP:150

MP:80

SP:130


攻撃力:110

防御力:160

素早さ:80


スキル

N:『穴掘り』『発光』『弱毒』

R:『鑑定』『偽装』『隠密』

HR:『無魔法』『HP自動回復』


称号

『復讐者』『虐殺者』



カルマ値:30




 ついでに『鑑定』で各スキルの内容を把握できるようになった。

 正直、異世界最強は『鑑定』さんだと思う。



・Nスキル

『発光』

 体を光らせて獲物を引き付ける。同種の雌を誘惑することもできる。


『弱毒』

 体から弱い毒を発する。精製できるのは・麻痺毒・出血毒・溶解液のいずれかだが、効果は低い。



・Rスキル

『鑑定』

 周囲の物質の名称と効果を知ることが出来る。自分の持つスキルの効果を知ることが出来る。自分以外の生物には無効。


『偽装』

 擬態の上位スキル。隠れる際に周囲により溶け込めるようになる。また《ステータス》の一部を改竄できる。


『隠密』

 気配減少、消音、隠蔽などにボーナスが付く。周囲が暗ければ暗いだけボーナスは高くなる。



・HRスキル

『無魔法』

 どの系統にも属さない魔法。使用者の想像をそのまま効果に変えることが出来るが、火、水、土、風、などの元々系統化されているものについては干渉できない。


『HP自動回復』

 HPを時間経過で回復するスキル。スキルのランクが上がる度に回復速度が上昇する。



・称号

『復讐者』

 全てをかけて復讐を誓ったものに贈られる称号。

 復讐対象と戦うとき、全ての《ステータス》に+200%の補正。

 復讐が完了すると、全ての《ステータス》が永続的に-75%される。


『虐殺者』

 一つの生物の棲息地を壊滅させた者に贈られる称号。

 壊滅させた同種族に対して、与えるダメージが【討伐数】%で上昇する。




 殆どが『HP自動回復』のランク上昇に消えたわけだが、なかなか良いんじゃないか?

 特に称号の『復讐者』。俺にピッタリじゃないか。


 確実にあのバケモノを殺すための効果だ。素晴らしい。

 バケモノを殺したあとはずっと-75%が付きまとうらしいが、それがどうした?

 俺の家族を理不尽に奪ったあの灰色のバケモノを殺せるなら、その直後に雑魚モンスターに殺されたって本望だね。


 俺はもう理解している。


 俺がこの世に転生した意味は、きっとあのバケモノを命に変えても止めることなんだと。


 だから、神様だか超越者だかなんだか分からん偉い存在が、俺をこの世界に呼んだんだ。


 あぁ、分かっているさ、俺は強くなる。強くなってあのバケモノを殺す。その為に生きる。


 それまではミミズだろうが屍肉だろうがなんでも食って力に変えてやる。


 待ってろバケモノ。

 すぐに強くなってお前の所にいってやるからな!



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