表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
俺、元ヒーローっす。  作者: 仙崎 龍牙
14/21

逃げ出す狼(ロウ)

地図に従って走って行くと面白い具合に敵から隠れられていた。 レーダーに映っている灰色の丸はドンドン奥の方に進んで行く。 この様子だと基地ごと生き埋めになるのだろう。 助けてやる義理もないので無視して走って行く。 地図によるともう少しで外だ。


「キチ コントロールシステムニ アクセス カンリョウ。 ドアロックカイジョ。 ヒラキマス。」


目の前で壁のようになっていた物がどき、上に続く坂道が現れる。 これを登れと言うことか。


坂を駆け上がる。  タイマーはあと30秒を示している。 バイクは坂道のすぐ近くに置いてあった。 真っ黒のバイクだ。 この基地の位置はよくわからないが人と会ったときこの格好はまずい。 俺は変身を解き、ハンドルに引っ掛けてあったヘルメットをかぶり、すぐアクセルを入れる。 元から鍵がさしてあったようですぐにエンジンがかかる。


俺は2~3回ふかした後俺はそのまま真っすぐ全速力で逃げる。 爆発の規模がどの程度か知らないが出来るだけ離れるに越したことはない。 


その直後、大きな爆発音が後ろから聞こえた。 後ろをミラーで確認したらキノコ雲のようなものが上がっていた。 一体どのくらいの爆薬使ったんだよ! 俺は今すぐ博士に突っ込みたかった。


俺は博士に通信をつなぐ。


「こちらロウ。 脱出完了だ。 だが変身を解除したせいで地図を見れない。 なんとかならないか?」


「やっぱり変身解除したか。 さすがにあんな恰好で外うろついたら職質は避けられないしね。 こんなこともあろうかとちゃんと準備しておいたよ。 ハンドルの中間地点にモニターあるでしょ? それにウォッチをかざしてみてよ。 ちゃんと作れてたら情報送信できるから。 失敗したらまた通信してね。 別の方法考えるよ。 あとそのバイク。 戦闘員用の物を無理やり改造したから150キロ以上の速度出したら爆発するから速度に気を付けてね」


博士は爆弾発言と共に通信を切る。 いそいで速度を確認する。 針は140の辺りをもうすぐ超えそうなところだった。 急いでアクセルから手を離し減速をする。 しばらくして落ち着いたら地図を確認しよう。 そう思い、俺は落ち着けるところを探すために真っすぐ走っていった。



???視点


どこかの山で小学生くらいの少女が1メートルくらいの高さの石に座っていた。その後に少女を守るように2メートルくらいの男が立っていた。


「拠点。 無くなっちゃったんだってね。」


「はい。 先ほど集合場所の連絡が入りました。 お嬢様。」


男がそう言うと少女は石から飛び降りる。


「リンクス。 はやく集合場所行きましょ? ここ 血のにおいがひどくてもう居たくないの。」


少女はそう言ってまわりを見渡した。 そこにはかなりの人数の人間が、全身血まみれになって倒れていた。


「ここのオモチャ 皆もろくて嫌になっちゃう。 次はもっと丈夫なオモチャだといいな。」


そう言って少女はスキップで山道を降り始めた。 その後をリンクスとよばれた男は黙ってついていった。


そろそろもう片方の方更新しようかなと思ったり、ロウの新しい武器を妄想しながら過ごしています。 ロウをチート使ってるんじゃね?と言われるくらいになるくらい強化して さらに強い敵を出そうかな? と思っている俺でした。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ