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事の結末と君を想う<ルース視点>

今日も頑張って二話更新です!

少しずつ登場人物も増えていきます!

キャラクター設定少しずつ書いていますので更新までしばらくお待ちください!^^

ここはルースの執務室

家具などはすべてダークブラウンと黒系でまとめており装飾品は全くなく必要最低限の物しか置いていない簡素な作りとなっている

ルースは愛しの婚約者から婚約破棄を言い渡されていたのだが、ある噂のせいでこうなってしまったとついこの間の話し合いで分かりすぐにその噂を流した貴族を見つけ出すように手配を出していた


「ウィル、あの話はどうなった」

「はい、こちらが報告書となります。どうぞ、ご確認くださいませ」


ウィルと呼ばれた老齢の白髪の男はルースの数少ない信頼における者の一人でルースの執事である

そしてウィルは丁寧に礼をすると手に持っていた書類をルースへと渡す。

これは前回ソフィアが言っていたルースのありもしない噂に関する調査の結果であった

ルースはそれを受け取るとすぐに書類に目を通す。

その書類には噂を流した貴族を捕まえ尋問まで済んでいると書かれていた


「よし、それで?」

「はい、目的は殿下と令嬢の婚約破棄でした、その貴族の息子が令嬢を好いており単独での犯行でありもしない噂を流したようです。もっと最悪の場合もあり得たかと思います。」


今回の事に関しての詳細を話した後ウィルは違う書類をルースに渡すとルースはそれを見た瞬間に怒りが沸き出るのを感じていたがグッと堪える


「この薬草は・・・眠り薬によく使われるものだな?」


「流石でございます殿下、こちらは不眠症の方などによく処方される眠り薬で使われる薬草でございます。こちらを乾燥させて薬として使うのですがその乾燥させた薬草が犯人の自室から見つかりました、もし今回の婚約破棄がうまくいかなかった場合はこれを使う予定だったようです。」


そして透明な袋に入っている乾燥した薬草をルースに見せる


「・・・処分しろ早急に」

「かしこまりました」


ウィルは一言そう言うと一礼してすぐさま部屋を出て行った

部屋にはルース一人だけとなる

窓際にいき外を眺めるその方向には愛しい婚約者の公爵邸がある

ずっと自分の傍に引きとめるために公爵を説得したというのに・・・


「君はなぜそこまで俺を・・・君は俺に挽回の余地をくれるだろうか・・・」


どんな貴族令嬢が言い寄ったとしても顔色を変えない次期国王候補ルース

周りからも常に冷静沈着であると信頼を置かれている彼が今婚約者を想い褪せているなど誰が思うだろうか


(次からは君に遠慮しないと誓おう、覚悟してくれソフィア)


「俺はもう君を手放せないんだから・・・」


そう呟くとルースは自身の机の引き出しを開けるとそこには厳重に管理されている小さな宝石箱があった

それを開けると中にはとても小さくて庶民が持つような安物のブレスレットがあった

それは所々に傷があり随分と昔から持っているというのが分かる、それをルースは壊れ物にでも触るように優しく触れ何かを思い出しているかのように目を閉じるそして

またすぐに箱に戻し同じように厳重に鍵をかける


「さて、手始めにソフィアにデートのお誘いの手紙でも送ろうかな」


人前では見せない優しい顔で愛しい婚約者を想いながらルースは便箋に向かう

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