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今日こそは婚約破棄してください!!

「殿下…今回は承諾するまで引きません!」


暖かい昼下がり、こんな日は庭園でお茶をするのもいいだろう

だが、国で一番美しいとされる王城の庭園にある薔薇の生け垣に囲われた美しいティーテラスには

ある公爵令嬢の負けられない戦いが今、繰り広げられていた


「はぁ…ソフィア、何度も言うが俺は君との婚約を破棄する気は毛頭ない、なにか不満があれば述べてくれ、じゃなきゃ改善したくもできない」


黒く美しい髪を軽くかきあげて[またか…]と言う風な困り顔をする

長いまつ毛にキリっとした目つき、瞳は美しい虹色ととれる色鮮やかな王族特有の瞳を持っている

さぞかし女性にモテるんだろうなと容易に想像できる。

そんな今、目の前にいるこの男はこの国の王族、もとい王子様だ

私?私はこの人の婚約者ですよ?ですが!今はそんな事関係なーーい!


反論されてもこちらは引く気はない、なんせこちとら人生かかってるので!!

改めて目の前の男、今はまだ婚約者の王子を見つめなおす(因みに名前はルースです。忘れる予定の名前ですけどね!)


「こちらも何度も申しているように殿下にはもっと相応しいご令嬢がいらっしゃるでしょう、ここには私の居場所は無いですわ、早く解放してくださいませ」


こちらは顔色を変えず淡々と要求を話す

(一体何が気に食わないのかしら…好きな女がいるなら私は不要のはず…)


国内唯一の公爵家の令嬢と王子との結婚なんてよくある話でしょう?

貴族の娘であれば誰もが夢見る[王妃の座]その立場にいるけれど私にはなんとしてもこの婚約を取り消してもらう理由があるのだ

なんと貴族の間では少し前から[王子がソフィア令嬢以外の女性と親しく歩いていたしかも楽しそうに]と言う噂があちこちで出回っている。


一応説明しておくと国では王族のみ一夫多妻制が許可されている。

なので私が王妃となってもその噂となっているもう一人の令嬢は妾になるのだろう

だが過去に一夫多妻制をしていた王族は数少ない

それに、そもそも今回の婚約だって王子が自ら私を指名してきたのだ

その時に[他の妃は娶らない]という約束は早くも彼は忘れてしまったのか?

貴族として生まれた義務は分かっているつもりで、だからこそこの関係に[愛]というモノはないとちゃんとわかっているつもりだがそれでも、夫となる男が他の女とイチャイチャしているというのは受け入れられなかった


そして婚約をしてから1年、最初はそんな変な噂は無かったのにここ最近で急に噂が出回り始めていた

あと3年後には婚姻の儀を行うと言うのに…だが今ならまだ間に合う!婚約破棄をして私は公爵家の領地の中で一番田舎にある屋敷でひっそりと悠々自適に暮らしていくと決めたのだ!

その為にも王子から婚約破棄をしてもらわなければ!!


とこれまでの事を思い出して気を取りなおして自分い気合をいれる


その様子を王子は逃さなかった


「君は相当俺と別れたいと思っているようだ…この際だ、どうしてそんな風になってしまったのかお互い腹を割って話そう」


そう王子は落ち着いた声音で呟くと椅子に座りなおしカップに口を付けて私を見つめた


新たに書き初めました

コツコツとスパン良く書いていきます。

どうぞよろしくお願いします!!

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