キミが恋しい
空を見上げれば、アオイイロ
空を見上げれば、シロイクモ
君が恋しいよ
君にあいたいよ
君は何処に行ったの
君はもう来ないのか
あいたくて
あいたくて
目を向けるアオイイロ
目を向けるシロイクモ
気まぐれな君
僕を待たして焦らす
あいたくて
あいたくて
風に想いを乗せる
風に君の香りを探す
雪は……
何処にいったのか
雪は……
降らないのだろうか
綿雪粉雪白い色
鼠の空から舞い降りる
ハラハラと
ふわふわふわと
冷たい花弁が舞い降りる
吹きすさぶ
大地に積もり 風に煽られ
空に舞う
今年は
会えないのだろうか。
ソラヲミレバ 青い色
ソラヲミレバ 白い雲
何時もとチガウ
冬の空色 雲の色
キミに会いたいよ
キミが恋しいよ
雪原に立ちたい
キミと戯れる為に……。
〜あるスノーボーダーの嘆きの詩より。