キャラ別総集編「魔学者」
ツイッターで投稿しているプニプニ勇者の物語です。
今回は「魔学者」が出てくる話を纏めました。
【登場人物】
プニプニ勇者:二頭身でオムツ姿のプニプニな幼児な勇者。
従者 :勇者のお世話係。
魔学者 :魔法の力で色々な道具を作る研究者。
考古学士 :ダンジョン迷子センターの探索スタッフ。方向音痴。
射手 :凍撃の矢と恐れられている冒険者。勇者大好き。
新米剣士 :空回り気味だが頑張っている冒険者。
冒険者たち :冒険を生業とする人々。勇者と共にクエストをする事が多い。
定宿兼食堂 :勇者や冒険者たちが冒険の拠点にしている宿屋。
【魔砲】
クエスト攻略で悩む冒険者たちの前に、魔砲を持った魔学者が訪れた。
「魔砲は勇者の怒りを変換して攻撃するのです!」
試しに怒るように頼まれたプニプニ勇者は「ぷぅぷぅ」言いながら小さな手を振り上げたのだが、それを見て冒険者たちは思った。
あの魔砲、絶対役に立たない
【魔砲2】
怒りを攻撃に変える魔砲を使う為、プニプニ勇者が怒る状況を聞かれて従者は答えた。
「おやつを途中で止めたり、眠い時です」
魔学者は頻りに頷いていたが、冒険者たちは別だった。
(それは機嫌が悪いだけで怒りじゃない)
そして冒険者たちは決めた。魔砲は不使用でいこうと。
【魔学者 研究室】
プニプニ勇者と従者が魔学者を訪ねると、そこは油断禁物の研究室だった。
「これが魔石です。飴玉みたいでしょう?」
「おやちゅ」
「食物じゃないですよ、勇者様」
次に隣を指差す。
「果汁みたいなのがその石を溶かした液体です」
「じゅーちゅ」
「飲物じゃないですよ、勇者様」
【魔学者 魔器具】
魔学者はある部屋に案内した。繊細なガラスが複雑に曲がりながら、加熱や冷却や魔力照射を繰り返す器具が置いてある。それを見た途端、従者はプニプニ勇者を連れて飛び出した。
「お?」
「あんなの勇者様に壊してくれって言ってるようなものじゃないか!」
勘で落ちが読めたのだ。
【プニプニ倍増】
魔学者がプニプニ勇者を訪ねてきた。
「遂に見つけました!プニプニを倍増する方法を」
驚く従者に魔学者は真剣な顔になる。
「ただ問題もあります。失敗するとプニプニがプユプユになる可能性が…」
「そこは重要ですよ!」
無理に倍増しなくて良いのではと冒険者たちは思った。
【エネルギー変換】
遊んでいるプニプニ勇者を見ながら魔学者が呟いた。
「勇者様のプニプニをエネルギーに変換したいのです」
従者も頷く。
「いいですね。俺もプニプニを防御に使えたらと考えていました」
「鉄壁のプニプニですね」
「鉄壁のプニプニです」
(何それ!?)
変な言葉が誕生した。
【夢】
「分ったぞ!」
魔学者は自分の声に驚いて目が覚めた。
「プニプニをエネルギーに変換する方法を思い付いたと思ったら、夢でした」
残念そうに従者とプニプニ勇者に報告する。
「その内、本当に分りますよ」
「わかる」
「そうですね」
二人に励まされ、気が晴れる魔学者だった。
※この話は書き下ろしになります。魔学者は少し変わっていますが、冒険者からは信頼されており、プニプニ勇者の為に色々考えてくれます。
【石鹸】
魔学者にプニプニ勇者用の水不要な石鹸を作ってもらった従者は、最後に質問した。
「これ、プニプニは落としませんよね?」
「プニプニは落としません。むしろ保護します」
「ありがとうございます!」
(また変な話してる…)
二人の会話は冒険者たちをいつも困惑させるのだった。
【伝説のプニプニ】
「勇者様のプニプニは伝説のプニプニではないでしょうか?」
「伝説のプニプニ!」
(また変な事言い出した!)
魔学者の言葉に従者と冒険者たちはそれぞれ驚いた。
「なら古文書を調べましょう!」
「そうですね、考古学士さん」
(増えた!)
プニプニ談議に考古学士が加わった。
【プニプニ談議】
「古文書にはプニプニって言葉は無いの」
考古学士が従者と魔学者に報告する。
「古では別の言い方だったのかも。でも今はプニプニになっている」
「言葉のミッシングリンクですね」
「ミッシングリンク?」
(何の話…?)
プニプニ勇者を抱っこしながら困惑する冒険者たちだった。
【プニプニの極致】
「勇者様のプニプニの極致を見極める必要があります」
「それは遊んでいる時、食事中、就寝中、いつですか?」
プニプニ勇者を見ながら従者が問うと魔学者は答えた。
「勿論、プニプニしてる時です」
「なるほど」
(どういう事…?)
その会話は冒険者たちを困惑させるのだった。
【厚着】
「勇者様、プニプニ力が増してますよ!」
「本当だわ!何があったの、勇者ちゃん?」
魔学者と考古学士はプニプニ勇者の変化に驚いた。
「どんな魔具を使ったのですか?」
「それとも魔法?」
「お?」
(厚着しただけです)
不思議がる二人に真実を伝えられない従者だった。
【プニプニの幻影】
射手が宿屋兼食堂に行くと、沢山のプニプニ勇者がチョロチョロしていた。
「何だ、これは!?」
それは魔学者が開発した魔具の作った幻影である。
「なるほど。これで攪乱する訳か」
「あ、ちゃちゅだー」
しかし勇者は人にくっつきたがるので、すぐに本体が見つかるのだった。
【冥界でもプニプニ】
「冥界は大変でしたが楽しかったです」
「めーかい」
魔学者にお土産を渡し、遊ぶプニプニ勇者を見ながら従者は旅の話をする。
「それで冥界の力は勇者様のプニプニに影響しましたか?」
「いえ、冥界でも変わらずプニプニでした」
今日も良く分からない話で盛り上がる二人だった。
【吸収率】
「研究が捗らなくて」
「プニプニ分が必要ね」
魔学者の相談に考古学士は答えた。
「勇者様はよく見てますが?」
「抱っこが足りないのよ」
「だっこ」
そしてプニプニ勇者に許可を得て抱っこした魔学者は言った。
「確かに吸収率が違いますね!」
抱っこで吸収率が変わるらしい。
【残留プニプニ】
「勇者ちゃんは留守だったのに、居たような気がしたの」
考古学士の言葉を聞いて魔学者は言う。
「それは残留プニプニですね。人の強い思いが残るように、勇者様のプニプニが残っていたのです」
「なるほど!」
「そうか!」
「ちょうか」
プニプニ談議は今日も盛り上がっていた。
【考古学士 迷子率】
「勇者ちゃんを装備して冒険したい」
「ぼーけん」
プニプニ勇者を抱っこした考古学士の発言に従者と魔学者は考える。
「装備はできますが…」
「迷子率が100%を超える可能性があります」
「でも迷子が打ち消し合って0%になるかも!」
「なるほど!」
プニプニ談議は尽きない。
【いつにも増して】
「今日の勇者ちゃん、いつにも増してプニプニじゃない?」
「言われてみればそうですね」
考古学士と魔学者が、はしゃいでいるプニプニ勇者を見ながら考えていると、従者が話しに入る。
「きっと、おやつがプディングだから楽しみなんですよ」
「なるほどね」
「ぷーてーんーぎゅー」
【風の魔道具】
魔学者が風を発生させて涼感を得る魔道具を作った。食堂で試すと、冒険者たちには涼しくて評判が良かったものの改良が必要だと言う。
「近付くと声が変になってしまうので」
そんな魔学者の後ろで、新米剣士とプニプニ勇者が変声で遊んでいた。
「あ"--ー!」
「ぴ″ゃ″ーー!」
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キャラクタ毎の纏め第三弾です!
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