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プニプニ勇者140字小説  作者: 屑屋 浪
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キャラ別総集編「魔学者」

ツイッターで投稿しているプニプニ勇者の物語です。

今回は「魔学者」が出てくる話を纏めました。


【登場人物】

プニプニ勇者:二頭身でオムツ姿のプニプニな幼児な勇者。

従者    :勇者のお世話係。


魔学者   :魔法の力で色々な道具を作る研究者。


考古学士  :ダンジョン迷子センターの探索スタッフ。方向音痴。

射手    :凍撃の矢と恐れられている冒険者。勇者大好き。

新米剣士  :空回り気味だが頑張っている冒険者。

冒険者たち :冒険を生業とする人々。勇者と共にクエストをする事が多い。


定宿兼食堂 :勇者や冒険者たちが冒険の拠点にしている宿屋。

【魔砲】

 クエスト攻略で(なや)む冒険者たちの前に、魔砲(まほう)を持った魔学者が訪れた。

魔砲(まほう)は勇者の(いか)りを変換して攻撃するのです!」

 試しに(おこ)るように頼まれたプニプニ勇者は「ぷぅぷぅ」言いながら小さな()を振り上げたのだが、それを見て冒険者たちは思った。


 あの魔砲(まほう)、絶対(やく)に立たない



【魔砲2】

 (いか)りを攻撃に変える魔砲(まほう)を使う為、プニプニ勇者が(おこ)る状況を聞かれて従者は答えた。

「おやつを途中で()めたり、(ねむ)い時です」

 魔学者は(しき)りに(うなず)いていたが、冒険者たちは別だった。

(それは機嫌が悪いだけで(いか)りじゃない)

 そして冒険者たちは決めた。魔砲(まほう)は不使用でいこうと。



【魔学者 研究室】

 プニプニ勇者と従者が魔学者を訪ねると、そこは油断禁物(ゆだんきんもつ)の研究室だった。

「これが魔石です。飴玉(あめだま)みたいでしょう?」

「おやちゅ」

食物(たべもの)じゃないですよ、勇者様」

 次に隣を指差(ゆびさ)す。

果汁(かじゅう)みたいなのがその石を溶かした液体です」

「じゅーちゅ」

飲物(のみもの)じゃないですよ、勇者様」



【魔学者 魔器具】

 魔学者はある部屋に案内した。繊細(せんさい)なガラスが複雑に()がりながら、加熱や冷却や魔力照射(しょうしゃ)()(かえ)す器具が置いてある。それを見た途端(とたん)、従者はプニプニ勇者を連れて飛び出した。

「お?」

「あんなの勇者様に(こわ)してくれって言ってるようなものじゃないか!」

 (かん)()ちが読めたのだ。



【プニプニ倍増】

 魔学者がプニプニ勇者を訪ねてきた。

(つい)に見つけました!プニプニを倍増(ばいぞう)する方法を」

 驚く従者に魔学者は真剣な顔になる。

「ただ問題もあります。失敗するとプニプニがプユプユになる可能性が…」

「そこは重要ですよ!」

 無理に倍増(ばいぞう)しなくて良いのではと冒険者たちは思った。



【エネルギー変換】

 遊んでいるプニプニ勇者を見ながら魔学者が(つぶ)いた。

「勇者様のプニプニをエネルギーに変換したいのです」

 従者も(うなず)く。

「いいですね。俺もプニプニを防御に使えたらと考えていました」

鉄壁(てっぺき)のプニプニですね」

鉄壁(てっぺき)のプニプニです」

(何それ!?)

 変な言葉が誕生した。



【夢】

「分ったぞ!」

 魔学者は自分の(こえ)に驚いて()()めた。

「プニプニをエネルギーに変換する方法を思い付いたと思ったら、夢でした」

 残念そうに従者とプニプニ勇者に報告する。

「その内、本当に分りますよ」

「わかる」

「そうですね」

 二人に(はげ)まされ、()()れる魔学者だった。


※この話は書き下ろしになります。魔学者は少し変わっていますが、冒険者からは信頼されており、プニプニ勇者の為に色々考えてくれます。



【石鹸】

 魔学者にプニプニ勇者用の水不要な石鹸(せっけん)を作ってもらった従者は、最後に質問した。

「これ、プニプニは落としませんよね?」

「プニプニは落としません。むしろ保護します」

「ありがとうございます!」

(また変な話してる…)

 二人の会話は冒険者たちをいつも困惑させるのだった。



【伝説のプニプニ】

「勇者様のプニプニは伝説のプニプニではないでしょうか?」

「伝説のプニプニ!」

(また変な事言い出した!)

 魔学者の言葉に従者と冒険者たちはそれぞれ驚いた。

「なら古文書(こもんじょ)を調べましょう!」

「そうですね、考古学士さん」

(増えた!)

 プニプニ談議(だんぎ)に考古学士が加わった。



【プニプニ談議】

古文書(こもんじょ)にはプニプニって言葉は無いの」

 考古学士が従者と魔学者に報告する。

(いにしえ)では別の言い方だったのかも。でも今はプニプニになっている」

「言葉のミッシングリンクですね」

「ミッシングリンク?」

(何の話…?)

 プニプニ勇者を抱っこしながら困惑する冒険者たちだった。



【プニプニの極致】

「勇者様のプニプニの極致(きょくち)見極(みきわ)める必要があります」

「それは遊んでいる時、食事中、就寝中、いつですか?」

 プニプニ勇者を見ながら従者が()うと魔学者は答えた。

勿論(もちろん)、プニプニしてる時です」

「なるほど」

(どういう事…?)

 その会話は冒険者たちを困惑させるのだった。



【厚着】

「勇者様、プニプニ(りょく)()してますよ!」

「本当だわ!何があったの、勇者ちゃん?」

 魔学者と考古学士はプニプニ勇者の変化に驚いた。

「どんな魔具を使ったのですか?」

「それとも魔法?」

「お?」

厚着(あつぎ)しただけです)

 不思議がる二人に真実を伝えられない従者だった。



【プニプニの幻影】

 射手が宿屋兼食堂に行くと、沢山のプニプニ勇者がチョロチョロしていた。

「何だ、これは!?」

 それは魔学者が開発した魔具の作った幻影(げんえい)である。

「なるほど。これで攪乱(さくらん)する訳か」

「あ、ちゃちゅだー」

 しかし勇者は人にくっつきたがるので、すぐに本体が見つかるのだった。



【冥界でもプニプニ】

冥界(めいかい)は大変でしたが楽しかったです」

「めーかい」

 魔学者にお土産(みやげ)を渡し、遊ぶプニプニ勇者を見ながら従者は旅の話をする。

「それで冥界(めいかい)の力は勇者様のプニプニに影響しましたか?」

「いえ、冥界(めいかい)でも変わらずプニプニでした」

 今日も良く分からない話で盛り上がる二人だった。



【吸収率】

「研究が(はかど)らなくて」

「プニプニ(ぶん)が必要ね」

 魔学者の相談に考古学士は答えた。

「勇者様はよく見てますが?」

「抱っこが足りないのよ」

「だっこ」

 そしてプニプニ勇者に許可を()て抱っこした魔学者は言った。

「確かに吸収率が違いますね!」

 抱っこで吸収率が変わるらしい。



【残留プニプニ】

「勇者ちゃんは留守(るす)だったのに、居たような気がしたの」

 考古学士の言葉を聞いて魔学者は言う。

「それは残留(ざんりゅう)プニプニですね。人の強い思いが残るように、勇者様のプニプニが残っていたのです」

「なるほど!」

「そうか!」

「ちょうか」

 プニプニ談議(だんぎ)は今日も盛り上がっていた。



【考古学士 迷子率】

「勇者ちゃんを装備して冒険したい」

「ぼーけん」

 プニプニ勇者を抱っこした考古学士の発言に従者と魔学者は考える。

「装備はできますが…」

迷子率(まいごりつ)が100%を超える可能性があります」

「でも迷子が()()し合って0%になるかも!」

「なるほど!」

 プニプニ談議(だんぎ)()きない。



【いつにも増して】

「今日の勇者ちゃん、いつにも()してプニプニじゃない?」

「言われてみればそうですね」

 考古学士と魔学者が、はしゃいでいるプニプニ勇者を見ながら考えていると、従者が話しに入る。

「きっと、おやつがプディングだから楽しみなんですよ」

「なるほどね」

「ぷーてーんーぎゅー」



【風の魔道具】

 魔学者が(かぜ)を発生させて涼感を得る魔道具を作った。食堂で試すと、冒険者たちには涼しくて評判が良かったものの改良が必要だと言う。

近付(ちかづ)くと(こえ)(へん)になってしまうので」

 そんな魔学者の後ろで、新米剣士とプニプニ勇者が変声(へんごえ)で遊んでいた。

「あ"--ー!」

「ぴ″ゃ″ーー!」 

ご一読頂き、ありがとうございます!

気に入って頂けましたら、ブックマーク、評価、感想など頂けると嬉しいです。

少しでも反応があると励みになります。


キャラクタ毎の纏め第三弾です!


他にも考えていますので、纏めて欲しいキャラがいましたら、小説家になろう、ツイッター、マシュマロでリクエスト受け付けておりますのでご応募ください。

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