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2021年07月壱分

ツイッターで投稿しているプニプニ勇者の物語です。


【登場人物】

プニプニ勇者:二頭身でオムツ姿のプニプニな幼児な勇者。

従者    :勇者のお世話係。


戦士    :勇者のクエストのメンバー。戦闘が得意。

新米剣士  :空回り気味だが頑張っている冒険者。

新米狩人  :冒険者になったばかりの若者。しっかり者。

冒険者たち :冒険を生業とする人々。勇者と共にクエストをする事が多い。

定宿兼食堂 :勇者や冒険者たちが冒険の拠点にしている宿屋


闇の洞窟の守番:闇の洞窟を守る番人。

水のクリスタル:水の精霊が水により作りだしたクリスタル。

【試食会】

 プニプニ勇者と遠地(えんち)のクエストに行く冒険者たちにはする事がある。

「こいつは少し硬いな」

「こっちは甘すぎるかも」

「これなら勇者ちゃんが食べても大丈夫そうよ」

 その土地の菓子を買い、勇者の為に試食するのだ。

「おやちゅ」

 その間ソワソワしながら待っている勇者だった。



【迷子対策】

「勇者、迷子にならないように従者とちゃんと手(て)を繋(つな)ぐんだぞ」

「てって」

 プニプニ勇者に念(ねん)を押した新米剣士だったが、やはり迷子になってしまった。


 新米剣士が。


「新米剣士くんも手(て)を繋(つな)いだ方が良いかな?」

「そうだね」

 本気で検討(けんとう)する新人狩人と従者である。

「てって」



【水のクリスタル】

 暑い日の裏庭で従者はプニプニ勇者に水のクリスタルを渡す。

「今こそ、これを使う時です、勇者様」

「お!」

 勇者が水のクリスタルを掲(かか)げると、2m程の中空に浮かび、キラキラと輝きながら水を撒(ま)き散(ちら)らした。

「ぴゃー!」

 どこでも水遊びができる便利な水のクリスタルだった。



【いつもの散歩】

 従者が眠ったプニプニ勇者を連れて帰ってきた。

「どうしたの?」

「それが…」

 散歩中、ピョンピョン飛び跳ね、草原で転(ころ)げ回り、従者の手(て)を引っ張って走った結果、疲(つか)れて寝てしまったのだという。

「いつもの道なのに?」

「はい」

 何故かとても楽しかったらしい。

「ぴゃー…」



【暗闇の洞窟】

「真(しん)の闇(やみ)に入る準備はできているか?」

 闇(やみ)の洞窟の守番に問われ、冒険者たちはランタンや光石を確認する。

「真っ暗なの大丈夫か、勇者?」

「たーちょぷ」

「泣かないか?」

「(泣か)ない」

「怖かったらすぐ引き返すんだぞ」

 それはそれとしてプニプニ勇者が心配な守番だった。



【雨と勇者】

 雨のせいで外で遊べないプニプニ勇者はウロウロしていた。

「そっと」

「勇者、雨が降ってるのに何故外に出たい?」

 戦士の質問に従者が答える。

「顔(かお)や体(からだ)に雨が当たるのが面白いみたいです」

「あっめ」

「風邪を引くから止めとけ、勇者」

 至極(しごく)真(ま)っ当(とう)な理由で止める戦士だった。



【星降りの日 勇者と新米剣士】

 星降りの日、新米剣士とプニプニ勇者は星(ほし)の欠片(かけら)を集めようと張り切っていた。

「勇者、屋台(やたい)が出てるぞ!」

「ぴゃー!」

「舞(まい)を見に行こう!」

「いこー!」

 しかし昼間からはしゃぐ二人を見て新米狩人や従者は思った。

(絶対、夜には寝てる)

 案の定、二人共スヤスヤ寝ていた。



【星の欠片】

 星降りの日の夜、スヤスヤと眠ってしまい星(ほし)の欠片(かけら)を拾えなかった新米剣士とプニプニ勇者だが、新米狩人と従者により手(て)に入れる事ができた。

「ありがとう!」

「あーがと!」

 星(ほし)の欠片(かけら)は武器や防具の強化に使うが勇者の場合は違う。

「きらきら」

 宝物がまた一つ増えたのだった。

楽しみにしてくださっている皆様も、初めての方も、ご一読頂き、ありがとうございます!

気に入ったものがございましたら、ブックマーク、評価、感想など頂けると嬉しいです。

少しでも反応があると励みになります。


こちらはツイッターでほぼ毎日更新しております。ご興味がありましたら、ツイッターで #プニプニ勇者 と検索すれば出てきますので、ご覧頂けると幸いです。


今後も続きますので、次回もよろしくお願いします。

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