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2021年06月弐分

ツイッターで投稿しているプニプニ勇者の物語です。


【登場人物】

プニプニ勇者:二頭身でオムツ姿のプニプニな幼児な勇者。

従者    :勇者のお世話係。


魔学者   :魔法の力で色々な道具を作る研究者。

考古学士  :ダンジョン迷子センターの探索スタッフ。方向音痴。

踊り子   :様々な舞を踊る冒険者。舞の種類によって効果が違う。

シーフ   :素早く器用で罠解除が得意な冒険者。

冒険者たち :冒険を生業とする人々。勇者と共にクエストをする事が多い。


湖の女神  :審査の為に色々な質問をする。

客人    :ギルド長に会いに来た要人。


■冒険者ギルド

冒険者ギルド:冒険者にクエストを紹介する組合。及びその建物。

ギルド長  :冒険者ギルドの偉い人。

受付係   :冒険者ギルドの受付をしている手際の良い人。

【湖の女神 難問】

「勇者はスヤスヤ眠るプニプニですか?お菓子をアグアグ食べるプニプニですか?それとも遊んで欲しくて暴れているプニプニですか?」

 湖(みずうみ)の女神の問(と)いに、プニプニ勇者を抱っこした従者は一時(いっとき)迷った。しかし答えは決まっている。

「全部です!」

 今回も審査に合格した従者だった。



【プニプニの舞 完成形】

「プニプニの舞はどうだった?」

 荒唐無稽(こうとうむけい)な動きの踊りをした後、踊り子は冒険者たちに感想を尋ねた。

「眠い時の勇者の動きだった!」

「手足(てあし)をバタつかせる勇者が表現されていたよ!」

 それは眠いけどまだ遊びたい時のプニプニの勇者の動きから生まれた舞だった。

「ごーちゃん」



【待ち時間】

「ギルド長はまだか?」

「申し訳ありません。もう少しで参ります」

 客人に問(と)われ、受付係は丁寧に説明した。

「いつまで待たせ…あ、勇者、お菓子はゆっくり食べなさい」

「ゆっくい」

「美味しいか?」

「おいちー」

 プニプニ勇者と一緒なので、待ち時間も退屈(たいくつ)しない客人だった。



【おんぶ解除】

 プニプニ勇者は昼寝から目を覚ますと、おんぶしてもらっている従者をポムポムと叩(たた)いた。

「じゅー、おりょして」

 しかし従者は勇者に言う。

「勇者様は起きたばかりなので分らないと思いますが、今はボス戦の最中(さいちゅう)です」

「お?」

 ボス戦の間は、おんぶ解除されない勇者だった。



【いつにも増して】

「今日の勇者ちゃん、いつにも増(ま)してプニプニじゃない?」

「言われてみればそうですね」

 考古学士と魔学者が、はしゃいでいるプニプニ勇者を見ながら考えていると、従者が話しに入る。

「きっと、おやつがプディングだから楽しみなんですよ」

「なるほどね」

「ぷーてーんーぎゅー」



【もう1回】

「勇者様、暑いからお水を飲みましょう」

「おみゅじゅ」

 プニプニ勇者は木製のコップを両手で持ち、ゴクゴクと水を飲みほした。しかし満足気な勇者に従者はまたコップを渡す。

「じゃあ、もう1回飲みましょうね」

「お?」

 何故なら水の大半が口(くち)から零(こぼ)れてしまっていたからだ。



【罠解除】

 シーフは宝箱に罠(わな)が仕掛けられていないか探る。いつもの事だが今回はかなり緊張していた。

「まあだ?」

 何故なら宝箱を開けたくてワクワクしているプニプニ勇者が側(そば)で見ているからだ。

「少し離れましょうね、勇者様」

 シーフに集中して貰う為に、連れて行かれる勇者だった。

楽しみにしてくださっている皆様も、初めての方も、ご一読頂き、ありがとうございます!

気に入ったものがございましたら、ブックマーク、評価、感想など頂けると嬉しいです。

少しでも反応があると励みになります。


こちらはツイッターでほぼ毎日更新しております。ご興味がありましたら、ツイッターで #プニプニ勇者 と検索すれば出てきますので、ご覧頂けると幸いです。


まだ続きますので、次回もよろしくお願いします。

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